イナゴには、ナトリウムやリン、カルシウム、亜鉛、鉄、ビタミンAなどが含まれています。
イナゴの効能
イナゴ(蝗)は、バッタ科の昆虫です。稲を食べる害虫で稲子と書くこともあります。
昔はタンパク源として食された食用昆虫で、最も有名な産地は長野県です。
カルシウムが豊富で「畑のカルシウム」と言われていました。たいていは佃煮で食されますが、炒め物や揚げ物にして食べる方法もあります。
食用とするうえで敬遠されがちなイナゴですが、次の栄養成分が含まれており、美容・健康に期待できる効果が数多くあります。
ナトリウム
ナトリウムの過剰摂取はいけませんが、不足すると疲労がたまったり体が正常に動かなくなったりします。
リン
リンが不足すると、骨軟化症や発達不全を起こしたり、新陳代謝が低下する原因になったりします。また、慢性的に不足すると生活習慣病にかかる危険性も出てきます。
カルシウム
カルシウムを摂取することで健康な骨・歯・筋肉の形成が期待できるほか、イライラ・肩こりの解消にも効果的といわれています。
亜鉛
亜鉛はホルモンバランスを整えて細胞の生成を促す働きを持っているため、不足すると免疫機能が低下してしまいます。
鉄
鉄分不足による代表的な症状といえば貧血ですが、貧血は動悸や息切れも引き起こします。
ビタミンA
ビタミンAには、肌荒れの解消や風邪を治りやすくするなどの効果があるといわれています。
イナゴの人気&簡単レシピ
イナゴの佃煮
とにかくお酒で煮ます。今回は1.8リットルのお酒を2本使いました。とにかく砂糖も醤油も、味を見ながらドボドボ入れてしまうので分量は目安に、好みで調節してください。
イナゴバー
イナゴを佃煮だけでなく、もっと手軽にお洒落な料理できないかと考案。捕まえてきたイナゴは、焦らずしっかり糞が出るのを待ちましょう。糞がお腹に残ってしまうと雑味があり美味しくありません。
イナゴで血管ダイエット
見た目はちょっとグロテスクでも、食べればとっても美味しいイナゴ。佃煮がごく普通に一般スーパーで売られていました。
イナゴでペペロンチーノ
ママ友さん主催の虫を食べる会でのヒットメニュー。とっても簡単!イナゴが手に入ったらぜひお試しください。