ウーロン茶は中国茶の一種で、その名は、中国広東省で製茶されたお茶の形状や色が烏のように黒く、龍のように曲がりくねっているため付けられたといわれています。
ウーロン茶に含まれる主な成分は?
ウーロン茶には多種の成分が含まれており、主に次のような成分がこれまでに発見されています。
- ウーロン茶カフェイン
- カテキン
- ポリフェノール
- アミノ酸
- 糖質
- カルシウム
- カリウム
- 鉄
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具体的な働きと効能は?
ウーロン茶ポリフェノールとは、ウーロン茶に含まれているポリフェノール成分のことで、美肌・ダイエット・健康によいことで知られ、強い抗酸化作用があることでも注目されています。また、中性脂肪やコレステロールの減少、脂肪の吸着・排泄、保水作用があります。
ウーロン茶に含まれるカフェインには覚醒、胃液分泌促進、体脂肪の燃焼促進、利尿、強心作用があり、カテキンには解毒・殺菌・止血・消炎といった作用があります。
これらの効能から、酔い覚まし、二日酔い、疲労倦怠、消化不良、下痢、高脂血症、高血圧、動脈硬化、肥満予防、虫歯予防、美容によいとされています。また、カロリー消費を促すため、ダイエット効果もあるといわれています。
ダイエット効果はまず運動ありき
といっても、ウーロン茶を飲んでいればやせられるというわけではありません。
ウーロン茶ポリフェノールには、食物の脂肪分を吸着して体外に排泄する働きと、血液中や皮下脂肪の中性脂肪を分解して遊離脂肪酸にする働きがありますが、生成された遊離脂肪酸は使われないとまた脂肪へと変わってしまうため、同時に適度な有酸素運動で脂肪を燃焼させないとダイエットにはならないのです。
ウーロン茶はあくまでもその補助飲料と考えましょう。