大根の根にはたくさんの酵素が含まれています。
特にデンプン分解酵素のアミラーゼが多く、生食する大根おろしや刺身のつま、なますなどは糖質の消化を助け、胃もたれや胃酸過多、胸やけ、二日酔い防止などに効果があります。
同じく消化酵素のジアスターゼにも消化促進の働きがあり、胃腸の働きを助けてくれます。ペルオキシダーゼという酵素には有害物質を分解する作用があり、がんの予防効果が期待できます。
大根の葉も捨てないで！
大根の葉の部分にはカロテンやビタミンCが多く、さらにカルシウム・カリウム・鉄などのミネラルや食物繊維も多く含まれています。カロテンやビタミンCには強い抗酸化作用があり、がんや病気の予防に役立ちます。ミネラルの中ではカルシウムが豊富で、骨粗鬆症の予防やイライラした気分の改善に作用します。
大根を保存する時は、葉が根の水分を吸ってしまうため、葉と根を切り分けてラップに包んで野菜室にいれましょう。もちろん、新鮮なうちに美味しくいただくのが一番です。
大根の大量消費レシピ
大根もち
甘辛仕上げのモチモチ食感で、ご飯がよく進む♪奥歯が生え始めたばかりの一歳半のお子さんもパクパク！食物繊維がたーっぷりなので、便秘解消効果も期待できます。崩さずにキレイに裏返すコツは、焼くときにフライパン面がしっかり固まってから扱うこと。お子さまはそのまま、大人は七味マヨネーズや卵黄に絡めて食べても美味しいようです♪
いびられ大根
食べやすく切った豚バラ肉に、ザクザクと千切りにした大根と人参を加えて炒めるだけ。水分が少ないようなら弱火にし、人参が柔らかくなったらOKです。フタを開けて水分が残っているようなら、強火でザッと飛ばしてください。2歳にもならない女の子もパクパク♪旦那さまはこれだけでご飯お茶碗3杯平らげてしまうんだとか！
ツナ大根
古い大根もおいしく大変身！お弁当にもぴったりで、いろんな意味で有り難い一品です。人参をミックスしても美味♪ご飯に乗せて丼にするのもおすすめです。作った次の日以降も鍋で温め直す場合は、最後の工程で汁気を少し多めに残すと焦げつきにくくなるようですよ。
大根と豚の生姜焼き
焼き炒めた大根に、豚の生姜きのタレが染みてウマウマ！大根は、大きめのフライパンに平らに広げ、しばらくは触らず、強火で焼き焦がす感覚で炒めるのがポイント。レシピではしゃぶしゃぶ用の豚肉を使っていますが、バラ肉でも切り落としでもOK。こだわらずにお好きな部位で作ってください♪
大根サラダ
旬の大根をたっぷりおいしく食べられる、消化酵素たっぷりレシピ！胡椒を効かせるとお酒のおつまみにもぴったりです。大根は水気をよく切り、水っぽい仕上がりになるのを防ぎましょう。合わせるものはハムの代わりに、鮭ふりかけやシーチキンでもおいしいようです。
豚肉と大根の甘辛炒め
白いご飯がよく進む甘辛味♪おすすめは出来たてより、作った翌日。時間が経てば経つほど味が染みておいしくなります。竹輪や人参、しめじなど、アレンジで何を加えてもおいしいようなので、余りもののお片づけにも役立ちそうです。
大根とカニカマのツナサラダ
血液をサラサラにする効果がある玉ねぎプラスで、健康的＆こどもも喜ぶ嬉しい一品。ポイントは細切りにした大根にひとつまみの塩をふったら、「これでもか！」というくらいよく揉んでおくこと。水気は大根、玉ねぎともによく切りましょう。
大根と柿のなます風サラダ
大根の大量消費に加え、イマイチな柿の消費にまでお役立ち♪なます風の甘酢味に、オリーブ油とコショウでパンチをきかせた秋サラダです。大根と柿は同じ形状で、千切りほど細くしないでください。柿は固めがおすすめですが、熟しすぎているようなら大根をかなり細めにしましょう。味がボケやすいので、少し濃いめの甘辛でコショウは多めにすると良いようです。
ツナマヨ大根サラダ
定番ながらやめられない！マヨネーズ味の大根サラダです。ご飯にもパンにもお酒にもぴったり♪水煮のツナ缶をスープごと使ってOK。他にも、ホタテ缶・カニカマ・ハムなどでもおいしくできるようです。大根と缶詰の割合は好みで調節してください。薄味に仕上げ、食べるときにおしょうゆ・ポン酢・かつおぶしなど好きなもので味に変化をつれば、より大量に消費できます。
白菜と大根の挽肉あんかけ
余りがちな大根や白菜の消費に最適レシピ。味付けは野菜の量に応じ、味を見ながら加減しましょう。白菜から水分が出るので、水は不要。出来たてより、冷めた頃が味がよく染みておいしいです。
大根と塩昆布のごま油炒め
材料はたったの4種類。それだけで大根がモリモリ食べられる美味しさです。ごはんによく合うのはもちろん、お弁当にもおすすめ♪大根を炒めて塩こんぶを加えたら、汁気がなくなるまで中火で炒めるだけ！塩こんぶの量は味を見ながら加減してくださいね。
豚肉と大根のオイスター炒め
知らない人も意外と多い？にんにくとオイスターソースは大根にもよく合うんです。大根は新鮮でシャキシャキみずみずしいものより、少し古くて萎びてきたものの方がおいしくできるかも！？
納豆大根サラダ
納豆をドレッシング代わりにしたサラダ。大根と納豆ドレッシングを混ぜるのは食べつ直前に。混ぜてから時間が経つと、水気が出てきてしまいます。大根の水はよく切っておきましょう。味の決め手となる青のりは絶対に欠かさずに！
鶏大根
甘辛いしっかり味は、言うまでもなくご飯にぴったり♪ポイントは、煮るときに酢を加えること。お肉が短時間で柔らかく仕上がります。酸っぱみはつかないのでご心配なく。鶏もも肉の代わりに手羽でもおいしく、ひと手間加えてゆで卵も仲間に入れるとさらに豪華になりますよ♪
豚ニラ大根
野菜をたっぷり摂取！簡単にパパッと作れる、ご飯に合う「THE 和食」な一品です。大根に味をよく染み込ませるコツは、調味料を入れてある程度煮込んだら、1度火を止めて15分ほど置いておくこと。ニラは食べる直前に加え、ザッと混ぜる程度でOKです。ニラと豚肉は大根と相性抜群♪
豚バラブロックと大根の煮
大量の大根と豚バラブロックを合わせたおいしい煮込み♪大根をあらかじめレンジで加熱してくことで、煮込み時間を短縮できます。おいしく仕上げるためにも、あくが出てきたら丁寧に取り除いてください。調味料を酒→砂糖→しょうゆ→みりんの順で入れ、弱火で煮ることもポイント！また、一度火を止めると、大根に味が染みやすくなります。
