30〜50歳代の働き盛り世代の男性は、一般的に仕事と家庭の両方で責任ある立場であることが多いため、それぞれのストレスを抱えています。さらに、不規則な食生活や運動不足が多いのもこの世代の特徴です。
さらなる過酷な現実
酸化ストレスの度合いと体内の抗酸化能力を測定する検査結果によると、遺伝子が最もダメージを受けていて体内の抗酸化力が乏しいのは、30〜40歳代の男性だったそうです。
また、自殺者が多いのもこの世代で、30〜50歳代の自殺者が全世代の半数以上を占めているという統計も出ています。
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栄養面での対策方法は?
このような過酷な状況に置かれている働き盛り世代に対する栄養学的なアプローチとして、次のような対策方法があります。
食生活の乱れ・生活習慣病対策
食生活の乱れには、欠乏症を防ぐためにも、栄養素をバランスよく配合しているマルチタイプのサプリメントでの栄養補給が必要です。
生活習慣病予防の面では、食生活で不足しがちな栄養素を補うことと、各栄養素を多めに摂取することで、体の機能の向上が期待できます。
ストレス・うつ対策
心身機能とビタミンB群は密接に関係しているため、ビタミンB1が不足すると、不安・恐れ・気分の変動などの症状が出ます。
また、ビタミンB6・葉酸・ナイアシンなどのビタミンB群は、気分の調節に関与するセロトニンの合成に必要です。
酸化ストレス対策
体にさまざまなダメージを与える活性酸素が発生する要因には、紫外線・喫煙・ストレス・過激な運動があります。活性酸素の害を防ぐためには、ビタミンA・C・E、コエンザイムQ10、リポ酸、グルタチオンなどの抗酸化物質が必要です。
定期的に健診を
いつまでも元気で活躍できるよう、40歳を過ぎたら特定健診・特定保健指導を積極的に受けましょう。