水かけ菜には、ビタミンCやカリウム、葉酸が多く含まれています。
水かけ菜の効能
水かけ菜は、静岡県や山梨県の富士山周辺の市町村で栽培されている野菜で、アブラナ科の植物です。主に漬物(水かけ菜漬け)として利用されるほか、サラダ・和え物・おひたし・炒め物・汁物・椀物に利用されます。
ビタミン・ミネラルは比較的多く、特にビタミンCは、免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレス、メラニン色素の生成抑制、赤血球合成などさまざまな役割を担っています。
また、強い抗酸化力により、過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞などを予防するほか、発がん物質であるニトロソアミンの形成を抑える働きもあるため、抗がん作用にも期待できます。
水かけ菜の旬は冬で、水かけ菜漬けは1月から4月までの季節限定販売となっています。
生のものは短時間でしおれるため、漬物にして保存するのが理想的ですが、漬物も鮮度が落ちやすいため、開封したものは2〜3日が限度です。冷凍も可能ですが、1週間以上置くと味が変わってしまいます。
水かけ菜の人気&簡単レシピ
水掛け菜漬のふりかけ
ご飯によく合う水かけ菜の漬け物のふりかけです。しょうゆやマヨネーズで和えても美味♪おにぎりにしたり、卵かけごはんや納豆に合わせても美味しいようなので、お試しください。水かけ菜にはビタミンCが含まれており、免疫力向上、抗ストレス、メラニン色素の生成抑制、赤血球の合成などに働きかけてくれます。
水かけ菜のふりかけ
漬け物が定番の御殿場(静岡県東部)特産の水かけ菜ですが、新鮮な生葉をふりかけに♪水かけ菜は柔らかいので、火を通し過ぎないように注意しましょう。海と畑の調整役になるので、生姜とお酒は必ず入れて。
水かけ菜漬チャーハン
プリプリかまぼこと水かけ菜の漬け物で、すご〜くおいしいチャーハンの出来上がり。最後に加えるだしの素もいい味を出してくれます。調味料はお漬け物の塩分によって調節してくださいね。
水かけ菜の煮びたし
アクが少ない青菜なら、大量のお湯で茹でずにフライパンで蒸し煮にすると簡単でビタミンの損失も少なく便利。ポイントは火加減とスピード!手早く調理するために下ごしらえが大切です。