鹿の子餅は「鹿の子」とも呼ばれる和菓子の一種で、小豆や金時豆、うずら豆、うぐいす豆のほか、栗や白いんげんなどが鹿の子豆として用いられています。
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鹿の子餅の特徴
鹿の子餅は和菓子の一種で、略して鹿の子とも呼ばれています。鹿の子餅は3〜4層の構造で、次のようにして作られます。
- 餅・求肥・羊羹のうちのいずれかを芯とし、そのまわりにあんをつける。
- できたあん玉に鹿の子豆の蜜漬けを外側に隙間なくつける。
また、最後につやを出すために寒天につけることもあります。
鹿の子豆に使われる豆は小豆や金時豆、うずら豆、うぐいす豆などがありますが、硬めで形が整ったものであれば豆でなくてもよく、栗を用いた栗鹿の子は長野県小布施町などの名物となっています。また、白いんげんを鹿の子豆に用いたものは京鹿の子と呼ばれることがあり、小豆の場合は小倉野とも呼ばれています。
鹿の子という名は、整った粒が隙間なく並ぶさまが鹿の背の斑点を思わせることが由来となっています。鹿の子餅が初めて作られたのは宝暦年間で、江戸の人形町にあったエビス屋という和菓子屋から売り出されました。この店は嵐音八という役者の実家で、役者手製の餅菓子として評判を呼び全国に広まり、その後、芯に餅の代わりに求肥や羊羹を用いることも行われるようになったといわれています。
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鹿の子餅の食品成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
鹿の子(鹿の子餅)の食品成分部分をクリックすると開閉します。
- 鹿の子の成分表 可食部100g当たり
-
[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 264kcal 水分 34.0g たんぱく質 4.8g アミノ酸組成によるたんぱく質 (4.0)g 脂質 0.4g トリアシルグリセロール当量 (0.1)g 飽和脂肪酸 (0.02)g 一価不飽和脂肪酸 (Tr) 多価不飽和脂肪酸 (0.03)g コレステロール 0mg 炭水化物 60.4g 利用可能炭水化物(単糖当量) (62.3)g 水溶性食物繊維 0.3g 不溶性食物繊維 3.5g < 食物繊維総量 > 3.8g 灰分 0.4g ナトリウム 22mg カリウム 61mg カルシウム 14mg マグネシウム 19mg リン 56mg 鉄 1.6mg 亜鉛 0.6mg 銅 0.10mg マンガン – ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) 0μg ビタミンA(α-カロテン) 0μg ビタミンA(β-カロテン) 1μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 0μg ビタミンA(β-カロテン当量) 1μg ビタミンA(レチノール活性当量) Tr ビタミンB1 0.01mg ビタミンB2 0.03mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.1mg ビタミンB6 0.04mg ビタミンB12 0μg 葉酸(ビタミンB9) Tr パントテン酸(ビタミンB5) 0.02mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 0mg ビタミンD 0μg ビタミンE(α-トコフェロール) 0mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0.7mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 2.1mg ビタミンK 5μg 食塩相当量 0.1g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定 - 鹿の子のアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 34.0g たんぱく質 4.8g アミノ酸組成によるたんぱく質 (4.0)g イソロイシン (210)mg ロイシン (400)mg リシン(リジン) (360)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (72)mg 含硫アミノ酸:シスチン (54)mg 含硫アミノ酸 <合計> (130)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (290)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (140)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (430)mg トレオニン(スレオニン) (170)mg トリプトファン (53)mg バリン (250)mg ヒスチジン (160)mg アルギニン (310)mg アラニン (200)mg アスパラギン酸 (560)mg グルタミン酸 (800)mg グリシン (180)mg プロリン (210)mg セリン (260)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (4700)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
原材料配合割合から推計 - 鹿の子の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 34.0g 脂質 0.4g トリアシルグリセロール当量 (0.1)g 脂肪酸総量 (0.05)g 飽和脂肪酸 (0.02)g 一価不飽和脂肪酸 (Tr) 多価不飽和脂肪酸 (0.03)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.01)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.02)g (4:0) 酪酸 (0)mg (6:0) ヘキサン酸 (0)mg (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 – (12:0) ラウリン酸 (0)mg (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (0)mg (15:0) ペンタデカン酸 (0)mg (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (13)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (Tr) (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (1)mg (20:0) アラキジン酸 (Tr) (22:0) ベヘン酸 (1)mg (24:0) リグノセリン酸 – (10:1) デセン酸 – (14:1) ミリストレイン酸 – (15:1) ペンタデセン酸 – (16:1) パルミトレイン酸 (1)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (0)mg (18:1) <計> (3)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 (0)mg (22:1) ドコセン酸 (0)mg (24:1) テトラコセン酸 – (16:2) ヘキサデカジエン酸 – (16:3) ヘキサデカトリエン酸 – (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 – (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (22)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (10)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 – (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 – (20:2) n-6 イコサジエン酸 (0)mg (20:3) n-6 イコサトリエン酸 – (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 – (20:4) n-6 アラキドン酸 – (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 – (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 – (22:2) ドコサジエン酸 – (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 – (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 – (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 – (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 – 未同定脂肪酸 (1)mg () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
原材料配合割合から推計 - 鹿の子の炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
-
炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 34.0g 単糖当量 (62.3)g でん粉 (8.7)g ぶどう糖 (0.3)g 果糖 (0.3)g ガラクトース – しょ糖 (48.4)g 麦芽糖 (0.7)g 乳糖 (0)g トレハロース – <計>(利用可能炭水化物) (58.9)g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
原材料配合割合から推計
80 %エタノールに可溶性のマルトデキストリン: (0.5)g
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