エジプトが原産で、健康によいことでも有名なモロヘイヤですが、独特のクセやゆでたときに出るぬめりが苦手だったり、どう調理したらいいのかわからなかったりする人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、このモロヘイヤをおいしくかつヘルシーに食べられるおすすめの調理法をご紹介したいと思います。
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モロヘイヤのおひたし・あえもの
葉を摘み取って硬い葉を除き、塩を入れた熱湯でサッとゆでて冷水にとって冷まし、水気をしぼります。ゆでるとき湯に少量の油を加えると、モロヘイヤに豊富に含まれるカロテンやビタミンEの吸収がよくなります。
そのままおひたしやあえものに使えますが、細かく刻むと繊維が切れて食べやすくなり、ぬめりも出てとろとろの食感に仕上がります。おひたしに酢醤油をかけると、酢のクエン酸がモロヘイヤのカルシウムの吸収を促します。
ゆでて刻んだものは、餃子・春巻・グラタンの具に加えるなど、幅広く応用がききます。
モロヘイヤープ
スープにする場合は、ちぎったり切ったりした生葉を直接入れてもOKですが、一度ゆでてから加えるとアクが取れ、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸も減らすことができます。
モロヘイヤの炒めもの
炒めものに使うときは、硬い茎を取り除き、好みでざく切りにしてから最後に加えてサッと炒めます。
モロヘイヤの揚げもの
揚げる場合は葉の水分をよく拭き、片面に衣をつけて、焦がさないよう低温で揚げます。
肉や卵も加えるとベター
モロヘイヤを使ったスープ・炒めもの・揚げものなどに肉や卵なども加えてタンパク質も一緒に摂れるようにすると、タンパク質の働きでモロヘイヤのカルシウムの吸収がアップするだけでなく、栄養バランスのよい一品になります。
モロヘイヤの食品成分表(七訂の日本食品標準成分表に準拠)は下記で紹介しています。