春の七草では”ホトケノザ”と呼ばれますが、正式にはコオニタビラコでキク科の雑草。初春に花をつけるシソ科のホトケノザは食用じゃないので間違わないように注意しましょう。
コオニタビラコは小柄で羽状の葉がいくつもついた形。ギザギザではなく丸みを帯びた葉で、田んぼやあぜ道などの湿った場所に繁殖することが多いです。よく似ている近縁種にはヤブタビラコと、オニタビラコがあります。ヤブタビラコはコオニタビラコよりも大きく山沿いに繁殖し、オニタビラコはギザギザの葉で道ばたなどに繁殖しています。
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コオニタビラコ(ホトケノザ)の栄養効果
健胃・整腸作用・高血圧予防に効果があるとされるものの、栄養・効能はあまり知られていません。
コオニタビラコ(ホトケノザ)のレシピ
塩を加えた熱湯でゆでて流水にさらし、アクと苦味を抜いてから使います。
しょうゆ味の炒めものや天ぷらなどに。辛味と相性がよいので、七味唐辛子を加えるとさらにおいしく、山椒をきかせた佃煮にも向いています。味が引き立つのは冬よりも、初春の若葉です。