爪は、年齢を重ねるごとに弱くなってきます。さらに、最近ではおしゃれとしてのネイリングも女性の間では一般的になっているため、健康な爪でも次第に傷んで弱くなるということがあります。健康で丈夫な爪を保つには、どんな対策が必要なのでしょうか。
普段の食生活をチェック!
爪の表面がでこぼこになっていたり、横に筋が入っていたり、爪が割れやすくなっていたりという症状がある場合は、次の栄養素が不足していないか、普段の食生活を振り返ってみましょう。
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タンパク質
動物性タンパク質
肉・魚・卵・乳製品に含まれ、人体に近いアミノ酸組成を持っています。
植物性タンパク質
大豆などの豆類や豆腐・おから・納豆などの豆製品に多く含まれています。
タンパク質が不足すると、次のような症状が出ます。
- 筋肉量が低下し基礎代謝が落ちる
- 抜け毛などの髪のダメージ
- 肌が荒れハリがなくなる
- 免疫力低下
- 集中力・思考力の低下
ケイ素
人体の組織と組織をつなげる役割を持つコラーゲンを強くする元素で、骨の形成の初期段階にカルシウムのコラーゲン沈着を助け、骨を強くします。
ケイ素が不足すると、こんな症状が出ます。
- 爪が割れやすくなる
- 髪が抜けやすくなる
- 動脈硬化の進行
- 皮膚のたるみ
ケイ素は、玄米・あわ・ホタテ・豆類・レバー・ほうれん草・にんじん・サザエ・ホヤなどに多く含まれています。
亜鉛
タンパク質の合成は亜鉛が不足しているとうまくいきません。
亜鉛は、カキ・レバー・牛肉・うなぎ・ナッツ類に多く含まれています。亜鉛の吸収率をアップさせるには、これらの食品と、お酢・レモン・梅干しを組み合わせて摂るのがおすすめです。