風邪は急性の気道の炎症で、鼻腔・咽頭・気管・気管支などの粘膜の急性炎症が組み合わさった総称です。咽頭炎や喉頭炎という代わりに風邪と称し、医学上では「風邪症候群」と呼ばれています。
日頃のこんな習慣が肝心
風邪をひくとエネルギーを消耗しやすくなります。日頃から、免疫力を高めるビタミンA・C・EやビタミンB群、良質なタンパク質などをしっかり摂っておくことが大切です。
喫煙は体内のビタミンCを損失させるので控えましょう。また、外出先から戻ったら手洗い・うがいをすることを習慣づけ、予防に努めることも肝心です。
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体の免疫力を高める食材って?
風邪を防ぐには、体の免疫力を高める次のような食材が有効です。
ビタミンCが豊富な食材
みかんなど柑橘系のフルーツやブロッコリーに多く含まれています。
ショウガ湯
ショウガに含まれるジンゲロンが血行をよくし、体を温めます。
普段から心がけるべきことは?
普段の生活では、次のような心がけが大切です。
基本は手洗い
外出先から帰ってきたら、必ず手洗いとうがいをしましょう。
うがいは緑茶で
緑茶のカテキンには殺菌能力があるので、水でうがいをするよりも効果が期待できます。
タバコ・アルコールは控える
タバコを吸ったりアルコールを摂取したりすると、熱が上がったり咳がひどくなったりするので要注意です。
風邪のときは食物繊維の摂取を控えめに
風邪の症状があるときに食物繊維を摂りすぎると、ビタミンやミネラルといった必要な栄養素が体外へ排出されてしまうので気をつけましょう。特に、食物繊維が豊富に含まれるゴボウ・オクラ・サツマイモなどの摂りすぎには要注意です。
また、消化機能が低下しているので、胃腸に負担をかける脂肪もなるべく控え、消化のいいおかゆやスープなどを摂るのがおすすめです。