“完全栄養食品”と呼ばれるほど、私達に欠かせない栄養素をたっぷり含んでいる卵。特に卵黄は豊富な栄養の持ち主!プルンと盛り上がった中に、どんなパワーを秘めているかご存知ですか?
卵黄ってどんな食材?
卵黄はたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどあらゆる栄養素が豊富。そのどれもが私達の体において、重要な働きをするものばかりです。毎日の食事に適度に取り入れて、健康維持に努めたいですね。
卵黄に含まれる栄養素
たんぱく質
人間の臓器や筋肉をはじめ、皮膚や髪などを構成し、人間の体の基礎をつくるのに欠かせない成分。免疫力を上げる、血液を正常に保つなど、あらゆる働きをしています。
脂質
卵黄に含まれる脂質のうち30%が「リン脂質」と呼ばれるもので、細胞膜を形成する主成分となります。体の中で脂肪が運ばれたり蓄えられたりする際、たんぱく質と結びつける働きがあります。ちなみにマヨネーズは、卵黄に豊富なリン脂質を利用して作られているんですよ。
ビタミン、ミネラル
ビタミンとミネラルは、体内で他の栄養素をサポートしてくれます。これらはお互いに助けあって作用するため、バランスの良い摂取が大切。たとえばビタミンが不足すると、ミネラルが吸収されにくくなってしまいます。
卵を使った栄養レシピ
豆腐と卵黄の味噌漬け
白いご飯にはもちろん、お酒のおつまみにちょびちょび食べるのもぴったり。豆腐やお味噌の種類によって、違った仕上がりになります。
■材料
豆腐 … 1丁
卵黄 … 2個
○味噌 … 大さじ5
○みりん … 大さじ1
○砂糖 … 小さじ1
■作り方
1.豆腐はキッチンペーパーに包んでザルなどの上に一晩ほどおき、しっかり水切りをする。
2.○の材料を合わせてよく混ぜあわせておく。
3.キッチンペーパーを開き、よく水切りをした豆腐に2をまんべんなく塗る。
4.新しいキッチンペーパーの上にひっくり返し、全体に2を塗る。側面も忘れずに。
5.再びキッチンペーパーで優しく包み込み、底に薄く2を塗ったタッパーに入れる。空いた隙間にキッチンペーパーを引いて残りの2を塗り、卵黄をのせ、キッチンペーパーでそっとフタをする
6.タッパーのフタを閉め、冷蔵庫で一日以上寝かせて完成。
卵黄まろやか絶品うどん
柔らかめに煮込んだうどんと、卵黄のまろやかさがベストマッチ。
■材料
ゆでうどん(市販) … 1玉
○みりん … 大さじ2
○醤油 … 大さじ1
○砂糖 … 大さじ2
○水 … うどんに半分浸かる程度
卵黄 … 1個
かつお節 … 好きな分
■作り方
1.フライパン(鍋でも可)に○を合わせて火にかける。
2.煮立ったらうどんを入れ、箸でよくほぐしながら好みの加減に煮込む。
3.麺が程よい柔らかさになったら火を止め、丼などに盛る。
4.卵黄をのせてかつお節をまぶし、箸で全体を絡ませながら食べる。
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