まくわうりには、カリウムや葉酸などが含まれています。
まくわうりの効能
まくわうりは、ウリ科キュウリ属の果実です。ほとんどが楕円形でスイカに似ている品種もありますが、メロンの変種です。美濃国(現在の岐阜県)の真桑村(現在の本巣市)で平安時代後期から鎌倉時代にさかんに作られていたことから、この名前がついたといわれています。
生のまま食べる場合は、縦半分に切って種をスプーン等で取り除き、そのままスプーンですくって食べるか、ナイフで皮をむいてから食べます。甘味が少ないものは塩を振って浅漬けにするのがおすすめです。そのほか、コンポートやスムージー、ジャム、ジュース、ワイン煮、サラダなどにも利用されます。
まくわうりには、カリウムと葉酸が豊富に含まれています。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げて高血圧を予防する働きがあるとされています。
「造血のビタミン」とも呼ばれる葉酸は、貧血の改善や発育の促進に欠かせない栄養素です。
まくわうりは、持って重みを感じ、均整のとれた形をしていてキズや変色がなく、身にハリとつやがあって香りが立っているものを選びましょう。熟しているものはお尻の部分に弾力があります。
追熟が必要なものは常温で保存し、食べる前に冷蔵庫で冷やします。熟したものは早めに食べるようにしましょう。
まくわうりの人気&簡単レシピ
まくわうり(チャメ)のひんやりデザート
完全に凍ってしまった場合も、常温で半解凍すればOK。食べ切れないときは、スライスして冷凍しておくと便利です。
まくわうりの白だし漬
レシピでは熟す前のマクワウリを使っていますが、熟したものでもフルーティーでおすすめ。ただ、完熟したものは好き嫌いがあるようです。
まくわうりとシーチキンのくず煮
まくわうりは火を通すと実が軟らかくなるので、皮を薄めに、あるいは縞目に剥き、型くずれを防ぎまそう。千切りにした青じそが見た目のポイント♪
まくわうりのサラダ
スーパー等にはあまり出回らないまくわうりですが、「道の駅」でなら見かけることも。クセがないものなので、こってりした具材とよく合います。
まくわうり(甘瓜、金瓜)の酢の物
こどもの箸も進むおいしさ!瓜は甘くなったものを使ってください。固くて青っぽいものだと甘みが少なく、味気ない酢の物になってしまいます。