河内晩柑はビタミンCを豊富に含んでおり、シネフリンとともに風邪予防に効果を発揮します。他には、クエン酸やペクチンなどが含まれています。

ライムは、果皮の緑色が鮮やかで美しく、実が締まっていて芳香を放っているものを選びましょう。ライムには、クエン酸やカリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、フラボノイド、テルペン、食物繊維が含まれています。

江戸時代のおしるこは甘いものではなく塩味で調理されており、酒の肴として用いられることもあったとされていますが、現在のおしるこは甘みを増しており、甘味屋や茶店においては、口直しや甘味を際立たせるものとして、塩昆布や漬物など塩味の濃い食品を添えて出すことが多くなっています。

カスタードクリームはカスタードを用いたクリームで、うす黄色くとろりとしていて甘いクリームのことをいいます。シュークリームをはじめ、クリームパン・エクレア・ケーキ・タルト・ババロア・たい焼き・今川焼などさまざまなものに利用されています。

ガムは1848年にアメリカ合衆国でジョン・カーティスがパラフィンガムを発売したのが最初とされていますが、当時のガムには味がありませんでした。甘味料のほかに香料を加えた現在のような味つきガムが初めて発売されたのは、1869年のことです。

紀元前にマケドニアの英雄アレクサンドロス大王が妻ロクサネ妃のためにマロングラッセを作ったことから、ヨーロッパでは永遠の愛を誓う証として、男性から女性にマロングラッセを贈るという習慣があります。

2月14日のヴァレンタインデーにチョコレートをプレゼントするという習慣は1970年代に浸透しましたが、これは世界共通の習慣というわけではなく、日本のチョコレート協会がきっかけを作って習慣化したイベントです。

キャンディは煮詰めるときの温度により、高温で加熱して硬く仕上げるハードキャンディと、低温で加熱して柔らかく仕上げるソフトキャンディが作られます。前者にはドロップ、タフィ、バタースコッチなど、後者にはキャラメル、ヌガー、マシュマロなどがあります。

日本では加熱せずにそのまま食べるのが一般的なマシュマロですが、北米ではキャンプファイヤーやバーベキューの際にマシュマロを串に刺すなどして直火で焼いてとろけさせ、そのまま熱いうちに食べることも多くあるほか、焼いたマシュマロをチョコレートと一緒にクラッカーで挟むスモアというデザートも食べられています。

ラムネ菓子は昔ながらの駄菓子屋などで販売されているほか、現在ではパッケージングされたものがスーパーやコンビニなどでも買えるようになっています。ただし、近年では小売業の大規模化によって、単体で販売されるケースよりもおまけ付きの食玩として販売されるケースが多くなっています。

キャラメルは生クリーム・水あめ・砂糖・バターなどを熱して溶かし、それを冷やし固めることで作るソフトキャンディーの一種です。キャラメルは130℃前後での加熱によって作られ、歯にくっつくような食感が特徴であるのに対し、生キャラメルは100℃前後の加熱によって作られ、非常にやわらかいのが特徴です。

ポテトチップスは一年中安定出荷されるスナック菓子のひとつで、保存性があり、冷めてもおいしいのが特長です。また、成形ポテトチップスの場合はその形状が一定で、商品の損傷を抑制できる包装が可能であるため、輸送時における振動にも耐性があります。

コーンスナックとは、トウモロコシを主原料として製造されるスナック菓子のことをいいます。通常、マッシュしたものを成形して揚げたのち、さまざまなフレーバーが付けられます。

ロシアケーキとは、二度焼きしたクッキーにジャムやクリーム、チョコレートを塗ったりナッツなどを載せたりした菓子のことをいい、日本ではドライケーキやガトーセックなどがこれにあたります。

プレッツェルには、パンのように柔らかく焼き上げた大きいものと、スナック菓子のように固く焼いた小さいものがあります。前者は焼きたてを食べるもので長期保存に向いていないのに対し、後者には保存性があります。

ビスケットは、日本へは南蛮菓子「ビスカウト」として平戸に伝わったのが最初です。近年では、アルファベットや動物の形を模した子供向けの商品も販売されています。

リーフパイは、焼き上げる際に溶けた砂糖が出来上がった後に冷えて固まるため、ほかのパイよりも硬い食感が生まれるのが特徴です。

さっくりとした食感とバターの風味が特徴のサブレは家庭でも簡単に作ることができますが、土産品として売られている商品も多く、日本各地にも全国的に有名なサブレが存在します。

クラッカーは阪神・淡路大震災以後に保存食としても注目が集まり、長期保存が可能な缶入りのものも販売されています。このクラッカーという名称は、焼いているときの音からつけられたとされています。

ウエハースがアイスクリームに付けて出されることが多いのには、舌がアイスクリームで冷えて味がわからなくなったときにウエハースを食べることで感覚を取り戻し、またアイスクリームをおいしく食べられるようにするという目的があります

ババロアは日本でも普及しており、イチゴやバナナなどの果物や抹茶・紅茶などを混ぜて調理されることがあります。また、家庭用には、ある程度の材料を混ぜて粉末状に加工した「ババロアの素」など、簡単な手順でババロアを作ることが可能な商品も販売されています。