アコウダイには、ビタミンA・B1、EPA、DHAが含まれています。アコウダイは、体色の鮮紅色が鮮やかで目が澄んでいるものが新鮮です。切り身で売られているものは、身がピンク色のものを選ぶようにしましょう。

炭酸飲料は、炭酸ガスが水に溶け込んだ発泡性の飲料です。清涼感を楽しむもので、主な成分としては水分と糖分です。炭酸飲料には、胃を刺激して消化の働きを促進する効果があります。

スポーツドリンクは、発汗などで体内から失われた水分とミネラルを効率よく補給するために開発された機能性飲料です。糖質やアミノ酸、クエン酸が多く含まれています。

ベルモットは、白ワインをベースに、ニガヨモギなど多くの香草やスパイスを加えて風味を付けたフレーバードワインです。甘口と辛口があり、イタリア産は濃色甘口、フランス産は淡色辛口といわれています。

ミントリキュール（ペパーミント）は、ハッカの香りを移したリキュールです。ハーブなどの香草や薬草で作られるリキュールは、かつて回復薬や不老不死の薬として飲まれていましたが、現在ではカクテルやお菓子の風味づけに使われています。

スイートワインとは甘口のワインを意味し、果実が本来持つ甘味を活用した貴腐ワインや製法によって甘味をつけたポートワインなどがこれに含まれます。酒税法上は果実酒類の甘味果実酒です。

キュラソーはオレンジの果皮に含まれる芳香成分と糖質を中性スピリッツやブランデーに添加したもので、リキュールに分類されます。利用されるのはオレンジの果皮のみで、基本的には果汁や果肉は使われません。

薬味酒は、醸造酒または蒸留酒に、果実・香草・薬草・生薬などの香りやエキスを移したお酒のことを指すのが一般的です。類似の概念として、健康酒、薬酒、薬用酒などがあります。

みりんには、アミノ酸や炭水化物、ビタミンB1・B6、銅が含まれています。原料はもち米、米麹、焼酎で、麹の作用でもち米のでん粉が糖分になり甘くなります。

白酒は、焼酎やみりんなどに、蒸したもち米や米麹を加えて熟成させたもろみを、軽くすりつぶしたお酒です。ひな祭りなどで供えられます。白く濁っていて、粘りと甘みがあり、糖質が45％程度含まれます。アルコール度数は9％前後で、酒税法ではリキュール類に分類されています。

梅酒には、クエン酸やリンゴ酸、酒石酸、コハク酸、ピクリン酸、ベンズアルデヒド、カルシウムが含まれています。古来より民間で健康によい酒として親しまれ、近年では食前酒としても愛飲されています。

とどまるところを知らない昨今の焼酎ブーム。実は、焼酎はおいしさを楽しめるだけでなく、さまざまな健康効果を手に入れることができるお酒でもあるのです。

発泡酒には、ナイアシンやパントテン酸が含まれています。ビールと比較すると高カロリーですが、近年では、プリン体や糖質をカットしたカロリーオフやカロリーゼロといった発泡酒や第三のビールが増加しています。

めかぶには、ヨウ素やアルギン酸、フコイダン、フコキサンチン、フコレステロール、食物繊維などが含まれています。めかぶはわかめの根の部分で、厚いひだ状になっており、生殖細胞が集まった部位です。

茎わかめには、ヨウ素やカルシウム、カリウム、マグネシウム、β-カロテン、アルギン酸が含まれています。茎わかめを天日乾燥させることで、ビタミン・ミネラル・食物繊維の栄養効果が増し、比較的長期に保存できるようになります。

ムカデノリには、カルシウムやタンパク質、炭水化物、ビタミンB1・B2が含まれています。3〜5月頃が旬で、藻体は柔らかく、ぷるんとした食感を味わえますが、市場ではほとんど入荷することがなく、やや高値です。

マツモは、ビタミン・ミネラルなどの栄養を豊富に含む食材で、乾燥させたものを炙った「焼きマツモ」や吸い物の具などに利用するのが一般的です。

ふのりには、ビタミンやミネラルのほか、フノランが含まれています。天日乾燥後に水に浸して戻したものが刺身のツマ、酢の物、吸い物の具などに利用されます。

ヒトエグサには、食物繊維やナトリウム、カリウム、カルシウム、ビタミンA、葉酸が含まれています。旬の冬から春にかけてのヒトエグサは柔らかく、香りも高くなっています。

とさかのりは刺身のツマとして知られる赤い海藻で、赤とさかとも呼ばれています。脂質、ヨウ素、ビタミンKが含まれています。

水前寺のりには、鉄やカルシウム、ビタミンK、マンガン、サクランが多く含まれています。購入した水前寺のりは硬く、そのまま食べることはできないため、たっぷりの水に30分程度浸してから調理しましょう。水で戻せば約10倍にまで膨らみます。