山東菜には、カルシウムや鉄、β-カロテン、食物繊維が含まれています。形も味も白菜に似ていますが、白菜よりもミネラルが多く、カルシウムや鉄が豊富で、β-カロテンにいたっては、白菜の12倍もの含有量を誇ります

ケールには、β-カロテンやビタミンC・E、食物繊維が含まれています。青汁の原料として有名です。独特の強い香りが苦手という人もいますが、芽も茎も食べられ、ヨーロッパではロールキャベツ風の料理にも使われています。

菊の主成分はタンパク質で栄養価はさほど高くありませんが、昔から目の疲れに効くといわれているほか、香り成分が食欲を高める効果もあるとされています。他には、カリウムや食物繊維、ビタミンCが含まれています。

ナスの漬物（塩漬、ぬかみそ漬、こうじ漬、からし漬、しば漬）には、ナトリウムや食物繊維などが含まれています。ナス漬物の栄養効果は、整腸作用、細胞機能維持です。

米ナスには、カリウムなどが含まれています。米ナスの栄養効果は、高血圧予防です。

そうめんかぼちゃは、西洋かぼちゃのなかでもズッキーニなどと同じ部類のペポカボチャの一種にあたります。加熱することで果肉の繊維がほぐれて糸状になることから命名されました。カリウムやリンなどが含まれています。

鶏肉は消化吸収がよいので、胃弱の人のタンパク質補給に最適です。また、ビタミンAやコラーゲン、カリウム、リンなどが含まれています。とくにささみは脂質が少なくタンパク質が多いので、離乳食やダイエット中のタンパク質補給にうってつけです。

豚肉には、ビタミンB1やカリウム、リン、オレイン酸、ステアリン酸などが含まれています。にらやにんにく、玉ねぎと一緒に食べると、疲労回復・体力増強効果がさらにアップします。

牛肉には、鉄やビタミンB群、亜鉛が多く含まれています。ニンニクやニラ、カキと一緒に摂ると、疲労回復や体力増強効果がさらにアップします。

焼きいもには、食物繊維やカリウムなどが含まれています。焼きいもの栄養効果は、整腸作用、高血圧予防です。

干しいもには、食物繊維やビタミンB1、ビタミンCなどが含まれています。干しいもの栄養効果は、整腸作用、疲労回復、老化防止です。

海老には、カリウムやカルシウム、マグネシウム、ビタミンE、タウリン、キチン、アスタキサンチンが多く含まれています。ただし、アレルギーの人は多食を控え、背ワタや卵には特に注意しましょう。

バナメイエビには、セレンやビタミンB12などが含まれています。甘味が強くクセがないのが特徴で、揚げ物・アヒージョ・ボイル・汁物・炒め物・グラタン・天ぷら・フライなどに適しています。また、小型のものはかき揚げにしてもおいしくいただけます。

ブラックタイガーには、カルシウムやビタミンE、亜鉛、カリウム、キチン、セレン、レチノール、シアノコバラミンが含まれています。天ぷらやフライ、焼き物、炒め物、和え物、カレーの具、サラダ、グラタン、クリーム煮、蒸し物、エビチリなど多くの料理で利用できます。

芝えびには、カルシウムやマグネシウム、リン、タウリン、アスタキサンチン、キチンが多く含まれています。刺身・塩ゆで・汁物・揚げ物・炒め物などに利用されます。小さい芝えびをかき揚げなどにして殻ごと食べると、栄養素がしっかり摂取できます。

大正えびには、カリウムやリン、ナトリウムなどが含まれています。大正えびは、殻と身の間が密着しており、頭部の黒ずみや変色・異臭がなく、身に適度にハリがあり、身と胴がしっかりついているものを選びましょう。

桜えびには、カルシウムやキチン、アスタキサンチン、タウリン、ベタインが多く含まれています。すでに加工されている桜えびは、賞味期限の新しいものを選び、直射日光が当たっているものは避けましょう。

伊勢海老には、コラーゲンやカルシウム、ビタミンE、アスタキサンチン、キチンが多く含まれています。あまりに小さい伊勢海老は味噌汁の具くらいにしかなりませんが、かといって大きすぎるものは大味です。生きている国産物で姿がくずれておらず、変色や異臭のないものを選びましょう。

甘えびには、ビタミンEやタウリン、キチン、アスタキサンチンが多く含まれています。甘えびはコレステロールの高い食品ですが、悪玉コレステロールを強力に除去する成分もたくさん含まれています。

イカは脂質が少なく低エネルギーなのが特長です。また、ビタミンA・Eやタウリンが多く含まれています。しじみやレバーと一緒に摂ると、肝機能の働きがサポートされます。

イカの燻製・切りイカあめ煮・いかあられ・イカ缶詰の食品成分表イカの燻製・飴煮・いかあられ・缶詰などには、ナトリウムやリンなどが含まれています。いかあられは、薄片状にしたするめを、水飴を加えた煮汁などで煮た佃煮の一種です。