緑茶には、βカロテンやビタミンC、カテキン、タンニンが多く含まれています。緑茶には飲むだけでは得られない栄養素もあるので、茶葉をふりかけや料理に加えて食べたり、粉末茶を飲むのもおすすめです。

番茶は、煎茶のような若葉ではなく成長した葉を原料とするため、タンニンが多めであるのに対し、カフェインは少なめとなります。淡白でさっぱりとした飲み口でありながら渋みのある味わいが特徴です。

釜炒り茶には、カテキンやフラボノイド、カフェインなどが含まれています。釜で炒ることで茶葉の発酵を止めるという手法はもともとは中国緑茶の製法で、15世紀前後に渡来した中国人から伝わったといわれています。

抹茶は茶葉を粉末にして飲むため、葉の栄養素をそのまま効率よく摂取できます。なかでも、茶道に使われる抹茶は、葉緑素の含有量が約2倍もあり、うま味成分のテアニンなどのアミノ酸が多く含まれている最高級の日本茶です。

玄米茶は、蒸してから炒った白米と玄米、そして番茶がブレンドされたもので、苦味やカフェインが少ないお茶です。ギャバや食物繊維、ビタミンB群・E、鉄、カルシウムが含まれています。

ほうじ茶は緑茶をさらに炒ることで完成するお茶です。テアニンやクロロフィル、ビタミンC・E、カテキンが含まれています。カフェインの量は緑茶の半分以下です。

玉露には、煎茶に比べてカテキンは少なく、カフェインが豊富です。テアニンも含まれています。また、うま味成分（アミノ酸）が多く、甘味とコクのある味わいとなっています。

ヨーグルトには、カルシウムや乳酸菌、ビタミンB2が多く含まれています。牛乳とほぼ同じ栄養成分も含まれていますが、下痢を起こす心配が少ないので、牛乳が体に合わない人におすすめです。

まぐろには、EPA・DHAやビタミンA・D・E、タウリン、セレンが含まれています。まぐろは部位によってカロリーが違うので、ダイエットをする場合は切り方を工夫する必要があります。トロ1切れには赤身3切れ分ほどのカロリーがあるため、トロは薄切り、赤身は厚切りと切り方を変えましょう。

めばちまぐろには、EPA・DHAやナイアシンなどが含まれています。めばちまぐろは、身にハリがあり、切り身やさくの色合いの鮮やかななかに白濁する脂が見えるものを選び、黒いしみや筋の多いものは避けるのが無難です。

めじまぐろには、セレンやナイアシンなどが含まれています。めじまぐろは、赤身や脂ののったトロなど、どこをとっても一級品といわれており、刺身や寿司ネタのほか、ユッケ、マグロ丼、カルパッチョなども人気のメニューとなっています。

みなみまぐろには、ナイアシンやビタミンB6などが含まれています。旬は夏で、刺身や寿司ネタのほか、丼物、炙り物などにも適しています。

びんちょうまぐろには、セレンやナイアシンなどが含まれています。旬は冬で、冷凍フィレの場合は、フィレとして大きく、分厚く盛り上がって白っぽいものを選ぶのがポイントです。

きはだまぐろには、セレンやビタミンB12などが含まれています。きはだまぐろの旬は夏。触ってみて硬くなく、それでいてハリのあるものを選ぶのがポイントです。切り身の場合は、薄い赤のなかに脂分の白い濁りがあるものを選びましょう。

ツナ缶（まぐろの缶詰）には、ビタミンＫやナイアシンなどが含まれています。はごろもフーズが製造するシーチキンが有名です。ツナ缶は本来は植物油に漬けるものですが、低脂肪・低カロリーの需要が高まったため、スープに漬けて油脂を一部または完全にカットしたタイプも登場しています。

鱈は脂質が少なく高タンパクなので、ダイエット中の人には最適な食材といえます。鱈には、タウリンやカリウム、カルシウムが多く含まれています。

真鱈の白子（しらこ）には、タンパク質が比較的豊富で脂質がほとんどなく、カリウムやリンが含まれています。旬は冬で、代表的な食べ方として鍋・白子ポン酢・味噌汁などがあります。

すけとうだらには、リンやカリウム、ビタミンB2・B12、EPA、DHAが含まれています。すけとうだらは脂質が少ないため、塩漬けや干物、かまぼこなどの加工品によく使われます。

明太子には、EPA・DHAやカプサイシンなどが含まれています。明太子の栄養効果は、コレステロール値低下、脂肪燃焼です。

たらこには、ビタミンB群やビタミンＣなどが含まれています。たらこの栄養効果は、血糖値低下、疲労回復です。

紅茶は緑茶を発酵させて作ります。この発酵によって作られる渋み成分のテアフラビンには、アミラーゼ抑制効果がカテキンの10倍もあり、糖分の吸収を抑える働きがあります。