「顔はわかるのに名前が出てこない」「今なにをしようとしていたのか忘れてしまう」などの物忘れが普段の生活のなかで出てくると、途端に脳の老化が気になってきますよね。こうしたサインを感じたら、早めの予防と対策を実践しましょう。

タンパク質は、筋肉・臓器・皮膚・毛髪・爪など、私たちの体を構成する欠かせない栄養素で、不足状態が続くと、心身にさまざまなトラブルが生じます。

厚生労働省では、食生活指針で「1日30品目を目標に摂取するように」と指導していますが、いったいなぜ30品目と決められたのでしょうか？また、どう数えるのが正しいのでしょうか？

ワインにはカリウムが多く、鉄なども含まれていますが、今最もワインに期待されている成分は、赤ワインに含まれる抗酸化物質、ポリフェノールです。

少量でバランスよく栄養補給ができるナッツ類は、疲れがたまっている人、貧血ぎみの人、ストレスの多い人などに最適の食品です。また、血糖値を急激に上げることがなく、インスリン反応もゆるやかなので、糖尿病の人でも安心して食べられます。

健康やダイエットのことを考えると、ついオイルフリーの食生活を目指しがちですが、植物油の適度な摂取は、むしろ生活習慣病予防に大いに役立つのです。

米は精製度の高いものほどおいしいと感じる人が多いようですが、実は、元の形に近いものほど栄養が豊富なのです。

最近出回るようになってきた全粒粉は、小麦の栄養的特性を無駄なく活かすために、胚芽や外皮を取り除かずに製粉したものです。食味にはやや欠けますが、栄養を期待するならむしろこちらがおすすめです。

パソコンやスマートフォンなどを使う人が増えたことにより、眼精疲労やドライアイなどに悩む人も増えています。今回は、目を健康に保つ方法や、目によいといわれる栄養素をご紹介します。

大麦は昨今の健康ブームにより栄養的価値が見直され、いまや人気はうなぎのぼりです。そんな大麦には、具体的にどんな健康効果があるのでしょうか？

柿はビタミンCが豊富なのが特徴で、大きいものなら1個で1日の所要量を摂ることができます。また、βカロテン・ビタミンB群・カリウムなどのミネラルと各栄養素もバランスよく含まれています。

梅の加工品では、ビタミン・ミネラルなどの補給はほとんど期待できませんが、梅干しは例外で、殺菌・食欲増進・疲労回復・整腸・老化防止などに有効なクエン酸が3〜4％も含まれています。

マグロのトロやチーズに似た味わいの果実・アボカド。その脂肪分は約20％とトロよりも上で、これが「森のバター」といわれるゆえんです。ただし、アボカドの脂肪の80％は不飽和脂肪酸ですから、コレステロールの過剰摂取につながる心配はほとんどありません。

ジャガイモの主成分は糖質ですが、カロリーは同量のごはん約半分ほどしかないということをご存じでしたか？しかも、豊富なビタミンB1で糖質が効率よく代謝してどんどんエネルギーになるので、疲労回復などにも効果的です。

サトイモの主成分は糖質ですが、意外にも、カロリーはイモ類の中では最も低く、サツマイモの約半分程度です。また、カリウムも豊富で、ビタミンB1やビタミンC、食物繊維なども含まれています。

脂質は欠乏すると体力不足、気力不足、低体温などがおき、極端な欠乏症は生命にかかわります。肥満が世界的な健康問題である一方で、誤ったダイエット法も問題です。正しい脂質の摂取の仕方や、過剰摂取の抑制の方法を知っておきましょう。

サツマイモというと食物繊維が豊富というイメージですが、実はビタミンCも多く含まれており、100g中の含有量は柑橘類並みです。また、ほかのイモ類には少ないビタミンEが多いというのも特徴の一つです。

ミネラルの宝庫といわれる海藻類ですが、ひじきもその例外ではありません。なかでもカルシウムの1人あたりの1回使用量15gに含まれる量は、牛乳コップ1杯分にも匹敵するほどなのです。

ブロッコリーに豊富に含まれるビタミンCを効果的に摂取するには、タンパク質やビタミンE、カルシウムと組み合わせるのがコツです。組み合わせ次第で、美肌・ガン予防・イライラ解消などに効果を発揮してくれますよ。

一般的に、100g当たりのカロテン含有量が600μg以上の有色野菜を緑黄色野菜といいますが、ピーマンはそれ以下の数値でも、食べる回数や1回に食べる量が多いため、緑黄色野菜として扱われています。

ニラは、安い・おいしい・栄養満点と三拍子揃った、まさに優等生ともいうべき緑黄色野菜です。あらゆる料理に使いやすいので、ぜひとも意識して摂るようにしたいものですね。