帯状疱疹は、一生涯で日本では6人に1人、アメリカでは3人に1人がかかる非常に一般的な病気で、夏の終わった秋ごろなどの季節の変わり目に多く発症すると言われています。
一般的には1度かかると2度はしない病気です。
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免疫力の落ちる季節の変わり目に多く発症しやすい帯状疱疹
帯状疱疹の症状としては、身体の片側に神経にそってピリピリする鋭い痛みと、その後に4日から5日後くらいに赤い斑点ができ、その後小さな水ぶくれが帯状に現れます。水ぶくれは、ただれからかさぶたに変わっていきます。
人によってはかなりひどい頭痛が起きるので脳腫瘍を疑う人もいます。帯状疱疹は子供の頃に感染したヘルペスウイルスの一種の水疱瘡のウイルスが身体の奥で静かに眠っていたのに、病気やストレス、疲れなどで免疫力低下すると再びウイルスが活性化し増殖して起こる病気です。そのため、水疱瘡にかかっていれば誰でも発症する可能性があります。
痛みを我慢していると約1ヶ月で自然治癒しますが、この場合、数ヶ月後に後遺症として「帯状疱疹後神経痛」が出る可能性があるのでしっかり治療することが必要です。
帯状疱疹に予防策
治療はできるだけ安静にして患部をできるだけ温めます。水ぶくれは破らないように気を付けます。食生活では、免疫力の強いビタミンA、ビタミンC、ビタミンEやラクトフェリンに効果があります。ラクトフェリンは母乳に含まれる成分で細菌、ウイルス、がん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞を活性化します。