食品

梅酒の栄養とおすすめレシピ、食品成分表

梅酒には、クエン酸やリンゴ酸、酒石酸、コハク酸、ピクリン酸、ベンズアルデヒド、カルシウムが含まれています。

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梅酒の効能

梅酒は、6月頃に収穫される青梅をホワイトリカー、焼酎、ブランデーなどの蒸留酒に漬け込むことで作られる混成酒類の一種です。家庭でも容易に作ることができるため、古来より民間で健康によい酒として親しまれ、近年では食前酒としても愛飲されています。
そんな梅酒には、次のような効果が期待できるといわれています。

疲労回復

梅酒に多く含まれているクエン酸は、体内の疲労物質である乳酸を分解し、エネルギー代謝を活発にするため、梅酒には疲労回復効果があるといわれています。

食欲増進

梅酒に豊富に含まれているクエン酸・リンゴ酸・酒石酸・コハク酸などの酸が唾液・胃液などの消化液の分泌を促し、胃腸も刺激するため、食欲増進につながるといわれています。

ダイエット

クエン酸には余分な脂肪を燃焼する効果があるといわれています。ただし、梅酒自体がかなり高カロリーなお酒であるため、飲みすぎには注意が必要です。

便秘解消・下痢防止

梅酒に含まれているピクリン酸には、胃腸の働きを活発にして便通をよくする働きがあるため、便秘解消に有効とされています。また、梅には抗菌力があるため、口から入った菌による下痢などを防ぐ効果があるほか、殺菌作用のある唾液や胃液の分泌を活発にし、ひいては殺菌力の増強にもつながるといわれています。ただし、生の梅には毒があるため、そのまま食べないようにしましょう。

血液サラサラ効果・生活習慣病予防

クエン酸には、中性脂肪を下げて血流を改善させ、その結果血液がサラサラになる効果があるといわれています。また、本格焼酎にも血液がサラサラ効果があるため、本格焼酎で作った梅酒ならばさらに効果が倍増すると考えられます。
そのほか、梅酒は肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ効果もあるため、高血圧・動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・肝硬変といった生活習慣病の予防にもつながると思われます。

アロマテラピー効果

梅酒はベンズアルデヒドという成分によるさわやかな香りがします。この香りにはアロマテラピー効果があるため、嗅ぐことにより大脳からアルファ波が出て、心身ともにリラックス状態になれるといわれています。

骨の強化・イライラ解消

梅酒には各種ミネラルやカルシウムも多く含まれています。ミネラルは人体に必要不可欠なものであり、カルシウムは骨を丈夫にしたりイライラを解消したりするのに役立つといわれている栄養素です。

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梅酒の人気&簡単レシピ

基本の梅酒

梅は固めで傷が少ないと、エキスを抽出しやすく、にごりにくいです。南高梅はどのサイズも種は同じ大きさで実だけ厚くなるので、エキスを多くとるには2L以上がおすすめ。

梅酒パウンドケーキ

梅に粉類をまぶして焼き沈み防止。我が家では170℃・40分でちょうど良いですが、オーブンによって温度と焼き時間を調整してくださいね。

梅酢・梅シロップ・梅酒残りの梅で梅味噌

分量は適当で大丈夫。粉末のかつお粉やくるみ、あみえび等入れても美味しいですよ。

梅酒ゼリー

梅酒が大好きで毎年作るスイーツです。ふやかし不要のゼラチンを使うと楽ちん♪

梅酒りんご

梅酒とレモン汁とりんごの水分だけで煮ます。小さめの鍋だと煮汁が回らず返すのも大変なので、ある程度大きい鍋(20cmくらい)で作ってください。

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