女性に好きな人が多いのに対して、男性にはなぜかあまり人気がないらしいカボチャですが、実はとても栄養豊富で、なおかつ強い抗酸化作用を持つスーパー食材なのです。
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カボチャが持つ3つの抗酸化作用
かぼちゃには、いずれも抗酸化作用のあるβカロテン・ビタミンE、ビタミンCが豊富で、特にビタミンEは野菜のなかでもトップクラス、ビタミンCはトマトの約3倍含まれています。
悪玉のLDLコレステロールは酸化しやすく、これが血管をつまらせて動脈硬化や高血圧症の原因となります。これを予防するためにも、抗酸化作用の強いカボチャは非常に効果的なのです。
βカロテンは黄色い色素の成分で、カボチャの果肉の、特にわたの部分に多く含まれており、体内で必要とされる分だけビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を守るという役割もあります。
そのほか、食物繊維も豊富なので、体外に不要な栄養素を排出してコレステロールを抑える働きがあります。
油脂分の使いすぎには注意!
カボチャは、果肉の部分よりも皮やその周辺部に多く栄養素が含まれているので、皮つきのままで使うのがおすすめです。
また、脂溶性のβカロテンは、油で調理したり脂質を含む食品を組み合わせて食べたりすると、吸収力がアップします。ただし、油はエネルギーが高いので、使いすぎには注意しましょう。炒める場合には、テフロン加工のフライパンを使うと少量の油で調理ができます。
いろいろな食品と好相性
西洋カボチャの可食部のカロリーは、100gあたり91kcal、1食分(120g)なら98kcalとなります。肉だけでなく、牛乳やチーズなどどの相性も抜群でサラダにもぴったりです。いろいろな料理に使えるので、積極的に摂るようにしましょう。