かぼちゃには、現代人の健康に不可欠な栄養がたっぷり含まれています。そんなかぼちゃをまるごと使って、栄養を余すところなくいただいてしまいましょう。
油をプラスして吸収率アップ
かぼちゃに豊富なβカロテンとビタミンEはいずれも油溶性のため、油と一緒に摂ると効率よく体内に吸収されます。つまり、油を使った調理をするか、油を含む食材と一緒に食べるようにすれば、かぼちゃのβカロテンやビタミンEを逃さず摂取できるというわけです。
また、揚げたりソテーしたりするほか、ゆでてドレッシングやマヨネーズをかけてサラダにしてもOKです。
煮物にする場合も、あらかじめごま油などで炒めたり、油脂分を含む肉と一緒に煮たりするのがおすすめです。
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つけ合わせとしても大活躍
かぼちゃをたっぷり食べるには、煮物や天ぷらなど、かぼちゃがメインの料理にするのがベストですが、毎回それでは飽きてしまいますので、もっと頻繁に食卓に登場させるために、料理のつけ合わせに使うのも一案です。油を使ったつけ合わせで、βカロテンやビタミンEを効率よく摂りましょう。
素揚げ
揚げもののとき、揚げ油でかぼちゃの薄切りをさっと素揚げしてつけ合わせる。
焼く
ステーキやハンバーグのとき、フライパンの空いたところでかぼちゃの薄切りを焼いて付け合わせる。
マッシュする
まとめてゆでてつぶし、1回分ずつ小分けして冷凍しておく。解凍したら、塩コショウで味つけし、バターを混ぜるかマヨネーズであえる。
わたや種もフル活用
かぼちゃのわたや種にも、栄養がたっぷりつまっています。特にわたにはβカロテンが実よりも豊富に含まれていますので、煮物などのときはわたも一緒に煮るのがおすすめです。