ウラジロガシはブナ科のドングリの仲間で、山地に自生している常緑高木です。
この葉から作られるウラジロガシ茶は古くから胆石症や尿管結石症の民間薬として知られ、排石茶・砕石茶・抑石茶・流石茶とも呼ばれます。
結石に対する効果は臨床実験でも証明されており、ウラジロエキスは病院でも使用されています。
結石病対策
ウラジロガシ茶の主成分であるカテコナールとタンニンにはカルシウムやリンを排出する働きがあるため、結石が生成されにくくなります。また、結石を溶かす作用もあるため、膀胱結石・腎臓結石・胆石・尿路結石などの改善に役立つといわれています。
風邪予防
ウラジロガシ茶に含まれるトリテルペンの抗炎症作用やリグニンの抗ウイルス作用などにより、風邪予防に有効とされています。
動脈硬化予防
トリテルペンの抗酸化作用が余剰コレステロールの酸化を抑えるため、動脈硬化を予防するといわれています。
ウラジロガシ茶の飲み方
やかんで煮出す場合
10g分のティーバッグを沸騰したお湯400〜600ccの中に入れ、とろ火で約5分以上煮出す。
急須の場合
急須にティーバッグ1袋を入れ、飲む量の湯を入れる。
いずれの場合も、お湯の量やティーバッグを入れておく時間などで好みの濃さに調節できます。
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ウラジロガシ茶の副作用は特にないようですが、胃腸の弱い方は飲みすぎに注意したほうがよさそうです。また、濃い目だとやや苦味を感じるという場合は、玄米茶・ほうじ茶・麦茶・烏龍茶・プーアール茶・オオバコ茶などとブレンドして煮出すと飲みやすくなります。