ラディッシュには、カリウムやカルシウム、ビタミンCが含まれています。
ラディッシュ(二十日大根)の効能
ラディッシュ(二十日大根)はヨーロッパに分布しており、日本に伝わったのは明治以降のことです。種を植えてから20日程度で収穫できるというのがこの名の由来です。ダイコンと同種ですが、クセがないので、生サラダに加えたり酢の物にしたりしても食べやすい野菜です。
豊富なカリウムが余分なナトリウムを排出するため、高血圧を予防する働きがあるといわれているほか、骨や歯を作り、体の成長に欠かすことのできないカルシウムも十分に含まれています。
また、消化を助けて胃もたれを改善するジアスターゼや、がん予防・血栓防止に有効なアリルイソチオシアネート、解毒機能を強化して発がん物質を体外に排出するグルコシノレート、腸内善玉菌を活性化させ便秘を解消する食物繊維なども含まれています。
ラディッシュは、葉が鮮やかな緑色、根がムラのない赤色をしているものを選びます。根に傷のあるものは避けましょう。
葉が根の水分を吸って鬆が入ると味が落ちるため、保存の際は葉と根を切り分けてラップに包み、冷蔵庫に入れます。
ラディッシュの人気&簡単レシピ
ラディッシュのソテー
生で食べることが多い二十日大根ですが、じっくり火を通すとまた違った美味しさに♪βカロテン豊富な葉っぱもこんがり焼いて、余すところなくいただきましょう。お弁当の彩りにも便利です。
ラディッシュとツナのサラダ
パパっと作れる手軽な前菜。シンプルな味付けで素材のおいしさを楽しめます。塩こしょうの代わりに、ハーブソルトなどで仕上げるとさらにオシャレ度アップ♪身近な材料でちょっと華やかな一品が出来上がります。
ラディッシュとササミのサラダ
栄養たっぷりで箸休めにもぴったりなサラダ。サラミの旨みとブラックペッパーのスパイシーさは、お酒のお供にもおすすめです。二十日大根の水気は、手で絞った後にキッチンペーパーでさらに絞ると、より美味しく仕上がります。