紫玉ねぎには、硫化アリルやケルセチン、アントシアニンが含まれています。
紫玉ねぎ(赤玉ねぎ、レッドオニオン)の効能
紫玉ねぎは、通常のたまねぎと比べて辛味が少なく水分が多いため、生で食べるサラダに適しています。
たまねぎは栄養豊富で、刺激成分の硫化アリルが血液をサラサラにして動脈硬化や糖尿病、高血圧の予防・改善に有効に働くほか、ケルセチンが血流促進や脂肪の燃焼・排出、ダイエットに役立ちますが、紫玉ねぎにはこれらに加えて、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富に含まれています。
アントシアニンには、視覚機能の改善、花粉症予防、抗酸化作用によるがんや脳卒中の予防、疲労回復といった効果が期待できます。
紫玉ねぎは普通のたまねぎと比べて水分が多いだけに、長期保存には向きません。常温を避けて冷蔵庫で保存し、1週間以内に食べきるようにしましょう。使いかけのものは必ずラップに包んで保存し、食べきれない場合は酢漬けや塩漬けにしておくと、1ヶ月ほどは保存がきくようになります。
紫玉ねぎの栄養をそのまま摂るには生食がおすすめですが、辛味が苦手な場合は5分程度水にさらして利用すたり、スープなどに入れたりすると辛味が取れます。
紫玉ねぎ(赤玉ねぎ、レッドオニオン)の人気&簡単レシピ
紫玉ねぎとトマトのマリネ
夏にぴったりなオニオンとトマトだけの節約マリネ。混ぜあわせて冷やすだけなのでとても簡単。紫玉ねぎには脂肪を燃焼させる効果があるので、ダイエット中にもおすすめ。漬け込んでいる間、ときどき全体をよく混ぜてあげると、味が均一に染み渡ります。
紫玉ねぎの甘酢漬け
1品として、付合わせ、もずく酢なんかに入れても…。いろんな食べ方をお楽しみあれ♪カレーにも合うようなので、ぜひお試しください。ポリフェノールの一種・アントシアニン豊富な紫玉ねぎには、視力の改善、ガン予防、疲労回復などの効果を期待できます。
紫玉ねぎだけのサラダ
すぐ出来る♪玉ねぎが辛くない♪サラダ風の簡単一品。塩で揉むとカサがグンと減るので、血液サラサラ効果の硫化アリル、ダイエット効果のケルセチン、花粉症予防や抗酸化作用のアントシアニンなど栄養豊富な紫玉ねぎをたくさん食べられます。たまねぎの辛みがお好きなら、スライスするときは繊維に沿って切ってください。
わかめと紫玉ねぎのヘルシー和え
味付けは麺つゆだけでヘルシー♪おいしー♪わかめやたまねぎの水気はしっかり切ってくださいね。酢のものに飽きたときにもおすすめです。