リコッタチーズには、カルシウムやビタミンB2などが含まれています。
リコッタチーズの特徴
リコッタチーズは南イタリア原産のフレッシュチーズで、イタリア語で「再び」を意味するriと、「煮た」を意味するcottaのとおり、チーズの生成過程で生じたホエーを煮詰めて作ったものです。
もともとは羊乳を原料とするチーズを作った際に出たホエーを使っていたため、イタリアでは羊乳製・山羊乳製・水牛乳製などいろいろありますが、日本に輸入されるものはクリームを添加した牛乳製がほとんどを占めています。
また、リコッタチーズは、蒸気をホエーに通してタンパク質を浮かび上がらせ、その凝固物をチーズクロスに包むという生成過程から、タンパク質チーズと呼ばれることもあります。乳糖が多く脂肪分が少ないため、ほのかに甘くさっぱりしており、裏ごしした豆腐のような食感が特徴です。
そのまま食べるほか、サラダやパスタなどの料理に使ったり、チーズケーキやスフォリアテッレ、カンノーロといったお菓子の材料にも用いられます。
リコッタチーズには、骨・歯を構成するとされるカルシウムや、皮膚・粘膜の機能維持に役立つといわれるビタミンB2が豊富に含まれています。
リコッタチーズの人気&簡単レシピ
ホエイから作る 手作りリコッタチーズ
分離した時に出来るカードは、カッテージやリコッタ(風)のようなクッキリした物ではなく、フワフワゆらゆらしています。漉す時は、キッチンペーパーやコーヒーフィルターを敷いて。柔かいので直接ガーゼに流すとカードが流れてしまいます。
billsのリコッタパンケーキ
いろいろ試した結果、この分量が1番簡単でおいしかった♪チーズ感が消滅しないように混ぜるのがポイントです。パンケーキ自体に甘さがなくても、ハニーコームバターと粉砂糖をかけるだけで十分です。
生ハムとリコッタのトマトソースパスタ
パスタはザルにあげずに隣のフライパンに投入!パスタを作る時はトングがあると便利です。このレシピの生ハムは切り落としの状態での枚数なので、キレイにスライスしてあるものなら2〜3枚ぐらいでOK。
レモンジャムとリコッタチーズのマフィン
サラダ油で安く手軽にヘルシー♪混ぜて焼くだけです。焼きあがりの乾燥を防ぐのをお忘れなく!
リコッタチーズケーキ
フードプロセッサーに入れるだけで誰でも出来るチーズケーキをと思って作ったらナイスでした♪簡単すぎて寝てても焼ける!
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ベルジョイオーゾ リコッタチーズ 453g
リコッタチーズの栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- リコッタチーズ(ナチュラルチーズ)の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 162kcal 水分 72.9g たんぱく質 7.1g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 11.5g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール 57mg 炭水化物 6.7g 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 (0)g 不溶性食物繊維 (0)g < 食物繊維総量 > (0)g 灰分 1.7g ナトリウム 160mg カリウム 210mg カルシウム 340mg マグネシウム 20mg リン 200mg 鉄 0.1mg 亜鉛 0.3mg 銅 0.02mg マンガン Tr ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) 160μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) – ビタミンA(レチノール活性当量) – ビタミンB1 0.04mg ビタミンB2 0.21mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.1mg ビタミンB6 0.06mg ビタミンB12 0.2μg 葉酸(ビタミンB9) 4μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.52mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC – ビタミンD 0μg ビタミンE(α-トコフェロール) 0.2mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 3μg 食塩相当量 0.4g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定