利尻昆布には、ビタミンKやカリウムなどが含まれています。
利尻昆布の特徴
利尻昆布は利尻島・礼文島周辺で摂れる昆布で、高級昆布のひとつです。利尻昆布の漁場の最大水深は15mくらいで、通常は岩礁地帯の水深1〜7mに生育します。寿命は2年で、2年目の5〜6月長さ・重量とも最大となり、この時期には1日あたり約1.6cmも伸びます。
幅も成長とともに広くなり、2年目の夏季に最も広くなります。成長した葉は細長い笹の葉状で、長さは1.5〜2.5m、最大で3mを超えることもあります。茎は円柱状で、長さは5〜9cm、直径は5〜10mmになります。
利尻昆布のだし汁は澄んでおり、薄い塩味の上品な味わいが特徴です。高級料理や吸い物のだしとして使われるほか、京都名物の千枚漬や湯豆腐などにも利用されます。また、高級おぼろ昆布やとろろ昆布にも加工されます。最近では食材としてのほかにも、ヘアカラーやシャンプー、トリートメント、白髪染めなどに加工されることが多くなっています。
利尻昆布には、骨・歯の形成に役立つとされるビタミンKや、高血圧予防に有効といわれるカリウムが豊富に含まれています。
利尻昆布の人気&簡単レシピ
昆布の佃煮と紅生姜のおにぎり
いただいたこの具のおにぎりが美味しくて、自分でも作るように。紅生姜の汁は出来るだけきってください。握ってから少し時間をおき、味を馴染ませてからどうぞ♪
鶏もも肉と切り昆布の照焼き
刻み昆布と野菜がそれぞれ苦手な二人の子どもが美味しいとバクバク!自分でびっくり(笑)ハマる絶品おかずが出来ました♪
だし昆布と鰹節で佃煮
おでんやみそ汁のあとのだしがらを捨てるのはもったいないのでリサイクル。途中で味見して、昆布がまだ固いようなら水を足してさらに煮てください。
だし汁の作り方(かつお節と昆布)
顆粒だしを使うと塩分も同時に摂取してしまうので、高血圧予防のためにもぜひ天然のだしで。昆布は沸騰させると風味が損なわれるので、必ず沸騰前に取り出しましょう。
うめこんぶ(おにぎり)
大好きなおにぎりの具の梅と昆布を合体!カリカリ梅でもおいしくできます。
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楽天市場で人気の利尻昆布
利尻根昆布 300g ワケアリお買い得昆布(尾道の昆布問屋)
利尻昆布の栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- りしりこんぶ(素干し) <昆布類>の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 138kcal 水分 13.2g たんぱく質 8.0g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.4)g 脂質 2.0g トリアシルグリセロール当量 (1.5)g 飽和脂肪酸 (0.51)g 一価不飽和脂肪酸 (0.45)g 多価不飽和脂肪酸 (0.47)g コレステロール 0mg 炭水化物 56.5g 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 – 不溶性食物繊維 – < 食物繊維総量 > 31.4g 灰分 20.3g ナトリウム 2700mg カリウム 5300mg カルシウム 760mg マグネシウム 540mg リン 240mg 鉄 2.4mg 亜鉛 1.0mg 銅 0.05mg マンガン 0.22mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) 0μg ビタミンA(β-カロテン) 850μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 0μg ビタミンA(β-カロテン当量) 850μg ビタミンA(レチノール活性当量) 71μg ビタミンB1 0.80mg ビタミンB2 0.35mg ナイアシン(ビタミンB3) 2.0mg ビタミンB6 0.02mg ビタミンB12 0μg 葉酸(ビタミンB9) 170μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.24mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 15mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) 1.0mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 110μg 食塩相当量 6.9g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
エネルギー: 暫定値 - りしりこんぶ(素干し) <昆布類>のアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
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アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 13.2g たんぱく質 8.0g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.4)g イソロイシン (280)mg ロイシン (500)mg リシン(リジン) (350)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (130)mg 含硫アミノ酸:シスチン (180)mg 含硫アミノ酸 <合計> (310)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (310)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (150)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (460)mg トレオニン(スレオニン) (340)mg トリプトファン (92)mg バリン (380)mg ヒスチジン (140)mg アルギニン (260)mg アラニン (570)mg アスパラギン酸 (980)mg グルタミン酸 (1700)mg グリシン (390)mg プロリン (410)mg セリン (310)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (7500)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
まこんぶから推計 - りしりこんぶ(素干し) <昆布類>の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
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脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 13.2g 脂質 2.0g トリアシルグリセロール当量 (1.5)g 脂肪酸総量 (1.43)g 飽和脂肪酸 (0.51)g 一価不飽和脂肪酸 (0.45)g 多価不飽和脂肪酸 (0.47)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.17)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.30)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 – (12:0) ラウリン酸 – (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (140)mg (15:0) ペンタデカン酸 (6)mg (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (320)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (3)mg (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (33)mg (20:0) アラキジン酸 (12)mg (22:0) ベヘン酸 – (24:0) リグノセリン酸 – (10:1) デセン酸 – (14:1) ミリストレイン酸 – (15:1) ペンタデセン酸 – (16:1) パルミトレイン酸 (40)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (5)mg (18:1) <計> (410)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 – (22:1) ドコセン酸 – (24:1) テトラコセン酸 – (16:2) ヘキサデカジエン酸 – (16:3) ヘキサデカトリエン酸 – (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 – (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (110)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (30)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (25)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (54)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 – (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (6)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (7)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (150)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (76)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 – (22:2) ドコサジエン酸 – (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 – (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 – (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 – (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 – 未同定脂肪酸 – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
まこんぶから推計