高血圧は自覚症状がないため、早期発見が大切です。20代なら年1回、30代は年3回、40代は年6回、50代になったら毎月検査を受けて、血圧をチェックしましょう。
高血圧を招く悪しき習慣とは?
高血圧は、次のような生活習慣が原因と考えられます。心当たりのある方は、改善の努力をしましょう。
- 過剰な塩分摂取
- 喫煙
- 過剰な飲酒
- 精神的ストレス
- 運動不足
- 激しい運動や肉体労働
- タンパク質・脂質の不適切な摂取
- 肥満
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カリウム・タウリン・ルチンを含む食材を摂取
高血圧を防ぐには、次の食材を上手に利用しましょう。
わかめ・じゃがいも
カリウムが体内の余分なナトリウムを排出します。
いか・たこ
タウリンが血圧の上昇を抑えます。
そば
ルチンが血管を丈夫にします。
歌と禁煙が血圧を下げる
生活面では、次のことを意識して行いましょう。
1日1回好きな歌を歌う
歌うときの腹式呼吸によって血圧が下がるといわれており、またストレス解消にもなります。
禁煙
1本のタバコで血圧は20mmHgほど高くなるといわれています。血圧の高い人は禁煙しましょう。
減塩のためにできること
男女とも、塩分摂取量は1日10g以下(理想は6g以下)に抑えることが必要です。また、ナトリウムを排泄する働きがあるカリウムや食物繊維を含む食材を積極的に摂って肥満を防ぎ、理想体重を守りましょう。
減塩の工夫としては、
- 精製塩ではなく天然塩やだしで調理する
- 醤油の代わりにレモンや・ゆず・酢を使ったり、ハーブなどの香味野菜やごまの風味などを利用したりする
- ラーメンやうどんの汁は半分残す
- 料理は作りたてのものを食べる
などの方法があります。
ちょっとした心がけですぐに効果が出るので、さらに工夫したくなること間違いなしですよ。