笹団子の団子の中に入れるのは一般的には小豆あんで、一部地域ではこれを「女団子」と呼びますが、一方できんぴらを中に入れる「男団子」も存在します。
笹団子の特徴
笹団子は、笹の葉でヨモギ団子を覆い、ひもの代用としてスゲやイグサでしばり、真ん中で結んだ団子です。
団子の中に入れるのは一般的には小豆あんで、一部地域ではこれを「女団子」と呼びますが、一方できんぴらを中に入れる「男団子」も存在します。かつてはおにぎりのように梅やおかかなどさまざまなものを入れており、現在まで残っているのがきんぴらです。中があんこ以外のものを「あえもん団子」といい、あんを子にたとえ、中に宿らないことから男団子と呼ぶようになったとされています。
笹団子は上杉謙信が発明したという俗説がありますが、発祥は不明です。ただ、笹には殺菌作用があるため、戦国時代において携行保存食として用いるために考案されたとする文献も見られます。その前には端午の節句の供物とされていました。
笹団子が普及したのは、昭和中期に新潟県において推薦特産品として認定されたことによります。しかし、その後は家庭で作られる機会が減り、慣わしなどの伝統もあまり聞かれなくなっていったといわれています。茨城県常陸太田市の土産菓子である「ちまき」は笹団子が元になっているといわれていますが、この「ちまき」の団子はヨモギを用いない白色のものです。
笹団子はバナナと同様、ひもをほどいて笹の葉を剥き、剥いた部分の団子が減るに従ってさらに笹の葉を剥きながら食べるのが一般的です。
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新潟名物 笹団子 10個セット
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手作り笹団子レシピ
新潟郷土料理 笹団子
団子生地の水分は合計で200ccくだいです。少なめから始めてください。笹をしっかり丁寧に包むと、あんこが飛び出しません。弱火で蒸すと失敗の原因になりかねないので、強火でも大丈夫です。
よもぎ濃厚笹団子
だんごの粉は白米4:もち米6を粉にしたもの。固くなるのが遅くなるので、練るときにお砂糖を適量に混ぜて練るのがポイントです。だんごの茹で時間は、再沸騰させてから8分間がジャスト!
ピーナッツ笹団子
もちの硬さは、ちぎったときにスパッとちぎれるくらいです。ねっとりしていると、形成が難しいです。
笹団子(えんげ食・介護食)
新潟県の名物「笹団子」を“ご当地嚥下食”にしてみました!ベタつくお団子も食べやすく仕上がります。
笹団子の食品成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
笹団子の食品成分部分をクリックすると開閉します。
- 笹団子の成分表 可食部100g当たり
-
[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 239kcal 水分 40.5g たんぱく質 3.9g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 0.5g トリアシルグリセロール当量 (0.4)g 飽和脂肪酸 (0.12)g 一価不飽和脂肪酸 (0.08)g 多価不飽和脂肪酸 (0.16)g コレステロール 0mg 炭水化物 54.7g 利用可能炭水化物(単糖当量) (55.0)g 水溶性食物繊維 0.2g 不溶性食物繊維 2.0g < 食物繊維総量 > 2.2g 灰分 0.4g ナトリウム 26mg カリウム 100mg カルシウム 15mg マグネシウム 15mg リン 48mg 鉄 0.5mg 亜鉛 0.7mg 銅 0.14mg マンガン – ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) 0μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) 340μg ビタミンA(レチノール活性当量) 28μg ビタミンB1 0.06mg ビタミンB2 0.02mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.4mg ビタミンB6 0.04mg ビタミンB12 0μg 葉酸(ビタミンB9) 10μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.24mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC Tr ビタミンD – ビタミンE(α-トコフェロール) – ビタミンE(β-トコフェロール) – ビタミンE(γ-トコフェロール) – ビタミンE(δ-トコフェロール) – ビタミンK 22μg 食塩相当量 0.1g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
小豆こしあん入り - 笹団子の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 40.5g 脂質 0.5g トリアシルグリセロール当量 (0.4)g 脂肪酸総量 (0.37)g 飽和脂肪酸 (0.12)g 一価不飽和脂肪酸 (0.08)g 多価不飽和脂肪酸 (0.16)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.01)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.15)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 (0)mg (12:0) ラウリン酸 (0)mg (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (4)mg (15:0) ペンタデカン酸 (Tr) (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (110)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (1)mg (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (9)mg (20:0) アラキジン酸 (1)mg (22:0) ベヘン酸 (1)mg (24:0) リグノセリン酸 (2)mg (10:1) デセン酸 (0)mg (14:1) ミリストレイン酸 (0)mg (15:1) ペンタデセン酸 (0)mg (16:1) パルミトレイン酸 (1)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (0)mg (18:1) <計> (82)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 (1)mg (22:1) ドコセン酸 (Tr) (24:1) テトラコセン酸 (0)mg (16:2) ヘキサデカジエン酸 (0)mg (16:3) ヘキサデカトリエン酸 (0)mg (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 (0)mg (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (150)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (14)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (0)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (0)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 (0)mg (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (0)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (0)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (0)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (0)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 (0)mg (22:2) ドコサジエン酸 (0)mg (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 (0)mg (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 (0)mg 未同定脂肪酸 – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
小豆こしあん入り
原材料配合割合から推計 - 笹団子の炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
-
炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 40.5g 単糖当量 (55.0)g でん粉 (30.1)g ぶどう糖 (0.1)g 果糖 (0.1)g ガラクトース – しょ糖 (20.6)g 麦芽糖 (0)g 乳糖 (0)g トレハロース – <計>(利用可能炭水化物) (51.0)g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
小豆こしあん入り
原材料配合割合から推計