ゴマリグナンはゴマに含まれている抗酸化物質で、セサミノール・セサモリン・セサモールといった仲間が存在します。
ゴマリグナンの栄養効果として、がん予防、コレステロール値低下、動脈硬化・心筋梗塞の予防、アルコールの分解促進、ホルモンバランス改善、冷え性対策などが期待できます。
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ゴマリグナンの効能
がん予防
ゴマリグナンは脂質の抗酸化物質であるため、特に脂質の酸化防止に役立ちます。この効能のため、ごま油は酸化しにくいのです。
活性酸素はがんの原因にもなりますが、ゴマリグナンが持つ抗酸化作用は、特にがん予防への効果が高いと考えられています。
コレステロール値を下げ、動脈硬化や心筋梗塞を予防
ゴマリグナンは、悪玉コレステロールをブロックする働きを持っています。
さらに、ごま油に含まれるリノール酸を併せて摂れば、コレステロールを溶かすことも可能です。
アルコールの分解を促進
ゴマリグナンには肝機能を整える働きがあるため、アルコールの分解を促進する作用も持っています。飲酒前に摂取しておくと、悪酔いや二日酔いの予防にもなります。
ホルモンバランスの改善
ゴマリグナンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た性質があるため、ホルモンバランスの改善にも有効です。女性の心身の不調はホルモンバランスの乱れが原因というケースも多いため、日常的に摂取することで心身の健康維持につながります。
血行改善・冷え性対策
摂取する際は、「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEと併せて摂ると、血中濃度が2倍となります。
また、ゴマリグナンにはビタミンEの分解を抑制する働きもあるため、体内の隅々まで行き渡らせることができ、血行改善や冷え性対策にも役立ちます。
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