しめじには、ビタミンB2やグアニル酸、β-グルカン、食物繊維が含まれています。
しめじ(ぶなしめじ/ほんしめじ)の効能
一般的に「しめじ」または「味しめじ」として売られているのはひらたけの栽培もので、「本しめじ」として売られているのはぶなしめじの栽培ものです。一方、天然の本しめじは、秋に山の尾根に近いアカマツと雑木の混じった林などに生えるもので、栽培が難しく入手も困難です。
しめじ類には、血圧上昇の原因となる酵素の働きを抑える成分が含まれているため、高血圧予防に有効です。
また、細胞を活性化させるビタミンB2も豊富で、肌荒れを改善し美肌へと導くほか、「本しめじ」の名で出回っているぶなしめじには、シミの原因となるメラニン色素を作りにくくする成分も含まれています。
そのほか、細胞の再生を促進するグアニル酸や、白血球の免疫細胞の働きを活発にして免疫力を高め、がんや生活習慣病を予防するβ-グルカン、整腸作用のある食物繊維なども含まれています。
しめじは、かさが丸くハリがあり、根元が太く、ふっくらとしているものを選びましょう。濡れると傷みやすくなるため、ラップに包むなどして密閉し、冷蔵庫の野菜室で保存します。あまり日もちはしないため、できるだけ早く使いきりましょう。
しめじの人気&簡単レシピ
鶏肉としめじの炊き込みご飯
鶏肉としめじのしっかり味の炊き込みご飯。味の濃さは塩の加減で自由自在。味付けに自信がない方、分量の目安も記載されていますよ。鶏肉を増やせばボリュームアップ&いろんなきのこを加えれば風味アップ、ちなみにしめじには血圧アップを抑える効果あり♪
新玉ねぎとしめじのバター醤油ソテー
パパッとレシピ!安くて早くて美味しく嬉しい♪新玉ねぎは血液サラサラ、しめじには血圧の上昇を抑える効果を期待できます。しめじは縦に割くのがポイント。良い香りを生かせます。新玉ねぎは火の通りが早いので、忙しいときにも助かる一品です。
ポテトとシメジのマヨネーズ炒め
主な材料はじゃがいも・しめじ・マヨネーズ。これだけなのに何とも美味しい一品の出来上がり。椎茸や青海苔を使っても♪じゃがいもは火が通っているけどやや硬め、という状態になるまでレンジ加熱してください。粒マスタードとの相性も抜群♪
ほうれん草としめじのおひたし
地元の給食の味を再現。素朴だけど美味しいおひたしです。お酢が大きなポイント。しめじを焼くときは、箸であまり触らずに強火で焼き目を付けるようにするのがコツです。冷蔵庫で一晩おくと味がなじんでさらに美味しくなりますよ。