水あめは砂糖が日本に伝来する前までは主要な甘味料として使われていましたが、和菓子では現在でも甘味料のひとつとして利用されています。また、マクロビオティックでは砂糖の代わりに甘味料として使われることが多く、海外での需要も高まっています。
水あめの特徴
水あめとは、デンプンを酸や糖化酵素で糖化して作られた粘液状の甘味料のことをいいます。ブドウ糖・麦芽糖・デキストリンなどの混合物で、酵素糖化水あめや麦芽水あめの主成分は麦芽糖です。常態ではほぼ透明ですが、混練して空気を含ませると銀白色になります。
水あめはあめとしてそのまま食べるほか、調理材料として幅広く利用されます。砂糖が日本に伝来する前までは主要な甘味料として使われていましたが、和菓子では現在でも甘味料のひとつとして利用されています。砂糖の結晶化を阻害する性質があるため、糖分濃度の高い食品に添加することにより、滑らかな食感を保つことができるほか、和菓子のつや出しや保湿の目的で使われることもあります。また、マクロビオティックでは砂糖の代わりに甘味料として使われることが多く、海外での需要も高まっています。
もち米を原料とした麦芽水あめを乾燥・粉末化した漢方薬の膠飴(こうい)には、滋養強壮作用や健胃作用があるといわれています。
水あめのおすすめ商品
おすすめ1
水あめ(スドー)1.1kg
糖度82度の水あめ。大容量でお得なサイズです。コーンスターチに糖化酵素で糖化して作らているので、無色透明でほぼ水分と糖質しか含みません。砂糖代わりの甘味料として、煮物の照りや和菓子・洋菓子・パン作りの原料として使えます。
おすすめ2
みずあめ(ソントン)Sパック170g
使いやすいサイズの水あめです。和食やスイーツづくりに。軽量で、直接しぼって使えて簡単便利。容器の中のみずあめを最後まで使い切れます。煮物、佃煮、照焼きのつや出し、お菓子づくりにも。
おすすめ3
米水飴(ミトク)600g
お米を麦芽で糖化させるという伝統的な製法で作られた貴重な水飴です。体への吸収が穏やかで、健康維持や病後の体力回復、のどや咳止めの薬として。上品な甘さで、他の材料の風味や色合いを損なわないので、砂糖代わりの甘味料としても幅広い用途で使えます。
おすすめ4
玄米水飴(ミトク)600g
同じくミトクの水あめですが、こちらは玄米を麦芽で糖化させた水飴です。
おすすめ5
麦芽水飴(永田製飴株式会社)
北海道名産の麦芽水飴。純北海道産のじゃが芋を糖化させた人気の水あめです。懐かしい味がします。麦芽水飴の主成分は麦芽糖(マルトース)で、他の糖類よりも、食後の血糖値が緩やかに上昇します。疲労時や病後などの栄養補助食品としても。自然で優しい甘さです。
水あめの栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- 水あめ(酵素糖化)の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 328kcal 水分 15.0g たんぱく質 (0)g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 (0)g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 85.0g 利用可能炭水化物(単糖当量) 91.3g 水溶性食物繊維 (0)g 不溶性食物繊維 (0)g < 食物繊維総量 > (0)g 灰分 Tr ナトリウム Tr カリウム 0mg カルシウム Tr マグネシウム 0mg リン 1mg 鉄 0.1mg 亜鉛 0mg 銅 Tr マンガン 0.01mg ヨウ素 0μg セレン 0μg クロム 0μg モリブデン 0μg ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン) (0)μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 (0)mg ビタミンB2 (0)mg ナイアシン(ビタミンB3) (0)mg ビタミンB6 (0)mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) (0)μg パントテン酸(ビタミンB5) (0)mg ビオチン(ビタミンB7) 0μg ビタミンC (0)mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(β-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(γ-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(δ-トコフェロール) (0)mg ビタミンK (0)μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定 - 水あめ(酵素糖化)の炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
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炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 15.0g 単糖当量 91.3g でん粉 1.6g ぶどう糖 2.5g 果糖 0.1g ガラクトース – しょ糖 0g 麦芽糖 38.5g 乳糖 (0)g トレハロース (0)g <計>(利用可能炭水化物) 85.0g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
80 %エタノールに可溶性のマルトデキストリン: 42.3 g
水あめ(酸糖化)の食品成分
- 水あめ(酸糖化)の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 328kcal 水分 15.0g たんぱく質 (0)g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 (0)g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 85.0g 利用可能炭水化物(単糖当量) 91.0g 水溶性食物繊維 (0)g 不溶性食物繊維 (0)g < 食物繊維総量 > (0)g 灰分 Tr ナトリウム Tr カリウム 0mg カルシウム Tr マグネシウム 0mg リン 1mg 鉄 0.1mg 亜鉛 0mg 銅 Tr マンガン 0.01mg ヨウ素 0μg セレン 0μg クロム 0μg モリブデン 0μg ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン) (0)μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 (0)mg ビタミンB2 (0)mg ナイアシン(ビタミンB3) (0)mg ビタミンB6 (0)mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) (0)μg パントテン酸(ビタミンB5) (0)mg ビオチン(ビタミンB7) 0μg ビタミンC (0)mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(β-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(γ-トコフェロール) (0)mg ビタミンE(δ-トコフェロール) (0)mg ビタミンK (0)μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定 - 水あめ(酸糖化)の炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
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炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 15.0g 単糖当量 91.0g でん粉 1.1g ぶどう糖 18.2g 果糖 0.3g ガラクトース – しょ糖 0g 麦芽糖 12.9g 乳糖 (0)g トレハロース (0)g <計>(利用可能炭水化物) 85.0g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
80 %エタノールに可溶性のマルトデキストリン: 52.4 g