手軽で便利、そして安価な顆粒だしは、忙しい現代の食生活になくてはならないものといっても過言ではありません。しかし、その成分は天然だしとは異なり、化学調味料には健康に害を及ぼす危険もはらんでいます。
顆粒だしの特徴
現在9割の家庭で使用されているといわれる顆粒だしは、メーカーごとに風味や味に多少の違いはあるものの、化学調味料・食塩・糖分が主原料となっています。原材料の約50%以上は塩分と糖分、約10%未満が鰹エキスパウダーや鰹節粉末、その他が化学調味料やうまみ調味料といわれるグルタミン酸ナトリウムです。
一方、昆布と鰹節からとっただしには塩分も糖分もほとんどありません。
顆粒だしで「減塩」を謳っているものでも、実際の食塩相当量は20-30%以上で、同量程度の砂糖が配合されることで辛さも甘さも中和されるというだけのことなのです。これらの数字は味噌汁1杯に換算すると微々たる量と思われがちですが、天然だしの数十倍の塩分や糖分、化学調味料を味噌汁などでほぼ毎日使う顆粒だしから摂らされていることになります。
最近では健康志向の高まりから、Amazonベストセラーの顆粒だしでは、化学調味料無添加の商品が売れ筋となっています。
添加物や化学調味料が一切入っていない食品のみを摂り続けることは難しいものですが、食品を選ぶ際には成分表示を確認する習慣をつけ、判断する目を養うことから、いま一度現在の私たちの食生活を見直してみたいものです。
顆粒だしの人気&簡単レシピ
だし炊きたこ飯
枝豆を入れると彩りがよく、見た目もキレイに仕上がります。ポイントは、しょうがを最初から入れないこと。炊き上がったごはんに混ぜることで、香りを堪能できます。
セブン風 おでんのつゆ(ダシ)
ダシの素をケチらない!それがダシの効いたおでんつゆに仕上げるコツです。味の調節ができるのも手作りの特権♪
チンゲン菜の和風だし・鰹節炒め
野菜だけで副菜を。だしや鰹節の分量はお好みで調整してください。醤油を垂らしてもOKです。
ツナマヨ醤油パスタ
火にかけたら手早く混ぜ、すぐに火を止めることがポイント。そうすることで、水分が飛びすぎてパサパサになり、パスタがくっついてしまうのを防げます。
あさりのお味噌汁
美味しいお出汁のために、よく煮込んでくださいね。ただし、煮立ったらすぐ吹き上がってくるのでご注意を。
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※2017年4月時点のAmazonランキングです。