最近、ユーグレナという言葉をよく耳にします。ご存じの方も多いと思いますが実はミドリムシのことです。ミドリムシというと何となく青虫に似たものを連想してしまいますが、全く別物です。
ミドリムシは藻類といわれる種類の生物です。水草も藻類ですが、もっと食品として認識しやすくいえばワカメや昆布と似たものです。ミドリムシというと食品として受け入れられにくいのでユーグレナという名前で販売されています。
ユーグレナがシニアに良いワケ
年齢を重ねてくると誰しも健康に不安をもっているものですが、その不安をカバーするために、ほとんどの人が多かれ少なかれ健康食品を利用しています。
ビタミン、ミネラルはもちろんのことコンドロイチンやコラーゲン、グルコサミンなど加齢によって失われていく栄養素を健康食品で口から摂取しようという商品を利用している方も少なくありません。なかには、アレもコレもと複数の健康食品を利用している人もいます。
でも、気をつけたいのは経口摂取したものが必ず体内で摂取前の成分として蓄積するとは限らないと言うことです。つまり、コンドロイチンを食べても体内に入るとコンドロイチンとして利用されるかどうかは分からないと言うことです。
一旦体内に入ってしまえば、アミノ酸やビタミン、炭水化物に消化分解されてしまうからです。特殊な成分を集中的に摂取するよりはバランスのいい総合栄養食品を摂取した方が、体内で効率的に作用するかもしれないのです。
また、健康食品の定番といえば青汁ですが、青汁の栄養素が野菜の栄養成分であるのに対しユーグレナには植物性の栄養素の他に動物性の栄養素も豊富に含んでいます。ユーグレナも青汁と同じように粉末にして販売されており水や湯に溶かして飲みます。色も青汁同じような緑色です。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸(DHA,EPAなど)の他パラミロンと言う成分を含有します。
便秘の緩和や認知症、成人病、生活習慣病の予防
シニアのなかにはとても頑固な便秘に悩む人がいます
ユーグレナの含有成分であるパラミロンが植物繊維とよく似た働きをして便秘を緩和します。パラミロンは痛風の原因になるプリン体の吸収を抑えます。DHA,EPAなどの不飽和脂肪酸は血行を改善し、動脈硬化、梗塞を防止し、また認知症の予防にも作用します。
アミノ酸とビタミンB6、B12、カルシウムの組み合わせは神経伝達物質のセロトニンの分泌を促し情緒を安定させます。特に、肉類などをあまり食べなくなった人には、良質のアミノ酸を摂取できるのでおすすめです。
この他にも偏食傾向がある場合には、総合栄養食品であるユーグレナを摂取することによって栄養バランスを整えることができます。骨粗鬆症を防止するにはカルシウムやビタミンKが必要ですが、ユーグレナはこれらの栄養素を含んでいます。
ユーグレナはほとんどの成人病や生活習慣病を予防する成分を含んでいるのです。
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