震災で被害に遭い強いストレスを感じた人の多くに、便秘や腸の不調が生じたと言われています。
これは脳と腸が深く関連しているためで、ストレスが便秘や腸の不調を生み、逆に便秘や腸の不調がストレスを生むと言う悪循環に陥ることになります。
腸や心臓など自分自身ではコントロールできない臓器などを働かせる神経は自律神経ですが、この神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経と副交感神経は自動車に例えればアクセルとブレーキの関係で、クルマと言う身体を正常に運転するには、この2つをうまく切り替える必要があります。交感神経はアクセルに相当し身体を活発に動かすときに働く神経です。逆に副交感神経はブレーキに相当しリラックスしているときに働く神経です。
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心(脳)と内臓は相互作用している
強いストレスや緊張を感じると心臓がドキドキしたり、お腹が痛くなることがあったり、ストレスが健康に悪いと言われたりすることは、自律神経をコントロールしている脳と内臓の働きが関係していることを示しています。
慢性便秘の患者に対して植物性乳酸菌のサプリメントを飲んで腸内環境を改善したところ便秘のみならずうつ状態が改善していたという調査結果が出ています。特に腸と脳との関係は強く関係していることが最近の研究で判明しています。
ストレスや不安などを日常感じていて便秘になっているときは、自律神経のほうは簡単にコントロールできないのでまず、便秘のほうを解消する努力を行ってみるとストレスの感じ方が軽減する可能性があります。
便秘解消に効果的なサプリメント
食物繊維や乳酸菌の摂取がお勧めです。