杜仲茶は、古来より「不老長寿の薬」として親しまれている五大漢方薬の1つです。
杜仲茶が良く効くのは、血圧を下げる、血行をよくする、利尿作用、肝臓病予防、 関節痛改善 鎮痛作用などに効き目があるとされています。
杜仲茶の効能
杜仲茶とは、五大漢方薬の1つである杜仲の葉を飲みやすいように、茶葉にしたものです。
中国では古来より「不老長寿の薬」として親しまれ、日本では葉を原料とした杜仲茶が知られていますが、中国では樹皮から煮出したものを飲むそうです。日本ではこの杜仲の樹皮は医薬品としても使用されています。
高血圧に効果があり、利尿作用、鎮痛剤としての効果もあるといわれています。また、新陳代謝を活発にし、肌を整えたり、風邪や二日酔いの予防など、幅広い効果が期待できます。
杜仲茶に含まれるゲニポシド酸が、特に優れた働きを発揮し、この成分の効果により血行を良くし、冷え性、冷えから来る腰痛、関節痛などにも効果があるほか、血圧の上昇を抑えることができると言われています。
また、副交感神経を刺激する作用があるので、ストレスが受け難くなり、自立神経失調症も改善します。
更に、このゲニポシド酸はリグナン化合物との働きにより、肝臓の代謝機能を促進させたり、脂肪やコレステロールの再吸収を抑制し、体脂肪を減少させるため、ダイエットの効果も期待できます。
また、実験によると、杜仲茶には食事で摂った脂分を効率よく分解・燃焼する効能があることも分かってきています。
それ以外に、杜仲茶には内臓脂肪の蓄積を抑える「アディポネクチン」と呼ばれる成分を増加させるため、メタボリック症候群にも効果が期待できます。
このように、杜仲茶はノンカフェインで、年齢を問わず安心して摂取できる健康食品なのです。
参考サイトの紹介
杜仲茶に関しては、以下のページが参考になります。
http://www.tochu-club.com/
杜仲茶サプリメントの効果と注意点
杜仲茶は、中国原産の落葉高木でイチョウの木と同じく雌雄異株で、現在は中国以外では生息が確認されていない植物です。
樹皮は漢方薬の原料として使われ、若葉は煎じてお茶として利用されます。お茶ではありますが、カフェインは含まれていません。
杜仲茶には、血圧降下作用、や肝機能向上作用があるとされています。
尚、樹皮は生薬として、腰痛、倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の向上、高血圧に効果があるとされています。
某テレビ番組でその効能が放送されて、大変な反響を呼び1970年代に杜仲茶の大きなブームが起きましたが、すぐにブームは去っています。
しかし、杜仲茶の効能を謳って製品を売り出した会社によって1990年代の半ばに再び、ブームに火がつきましたが、現在は、ブームと言うほどではありませんが、販売は継続されています。
中国の研究機関による漢方薬としての杜仲茶の効能は、血圧低下作用、血行障害改善作用、利尿促進による腎臓病改善、リウマチなどの関節痛、鎮痛効果があげられています。
高血圧の治療は、一般的に長期にわたり、かついろいろな原因が複雑に関係して高血圧となるため、治療法は難しく西洋医学の降圧剤を使って強制的に下げるのは対症療法であって根治させる治療法ではありません。
そのため、降圧剤に頼らないで血圧を下げることが求められています。もし高血圧であれば、杜仲茶を少し長期にわたって試してみると良いでしょう。