フィーバーフューは、偏頭痛を緩和、予防もするハーブです。
フィーバーフューが良く効くのは、偏頭痛、関節が痛い、のどか痛い、生理痛などに効き目があるとされています。
フィーバーフューの利用は古代ギリシア時代から
フィーバーフューは、和名を夏白菊と言います。園芸の世界ではマトリカリアの名称が一般的に使われています。ヨーロッパ原産のキク科の多年草で観賞用としても栽培されています。
フィーバーフューの健康効果は、古代ギリシアの時代から知られており利用されていました。
近年になって発毛効果が判明
フィーバーフューは、偏頭痛痛みを抑える、及び予防する効果があることが知られていましたが、フィーバーフューに含まれるパルテノライドという成分の研究中に男性に発毛・育毛・増毛効果があることが判明しています。
フィーバーフューのこの効果は科学的にはそのメカニズムは解明されていませんが、その後の追加試験などで、確実にパルテノライドには発毛効果があることが再確認されています。
尚、昔から知られているパルテノライドの効能には、偏頭痛を起こす原因となるセロトニンの放出を抑え、片頭痛の予防、痛みの抑制があります。
セロトニンは脳の細胞と血管に働きかける欠陥収縮物質で、セロトニンが過剰に放出されると、血管を収斂させるので偏頭痛を起こします。このセロトニンの放出をフィーバーフューが抑えることが確認されています。
その他、フィーバーフューには、抗炎症作用、抗血栓作用、抗アレルギー作用があります。
フィーバーフューの摂取で気をつけること
フィーバーフューの葉を直接食べたり、ハーブティーで飲んで摂取したりするには苦味が強すぎるので、サプリメントが手軽に摂取できて効果的です。
その際、パルテノライドが0.2%以上含まれていること、及びメーカーによってはパルテノライドが全く含まれていなかったことが分かっているので信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
フィーバーフューの種類と飲み方
フィーバーフューにはカプセルがあります。
フィーバーフューの飲み方は、パルテノライドとして一日0.2〜0.6ml相当が目安です。フィーバーフューのサプリメントは、一日1カプセルを食事や水と一緒に飲みましょう。
参考サイトの紹介
フィーバーフューに関しては、以下のページが参考になります。
http://www.feverfew-herb.com/
フィーバーフューサプリメントの効果と注意点
フィーバーフューは和名で「夏白菊」とも呼ばれている、キク科の多年草です。偏頭痛の薬として2000年以上の歴史を持つハーブで、古代ギリシャ時代から頭痛、発熱、、のどの痛み、リウマチ性などの症状に使用されてきました。イギリスの病院では治療に使用され、多くの効果が発表されるとともに、カナダ、イギリスの政府に、「片頭痛に有効」と認定されています。 ラテン語でフィーバーとは「熱病」、フューとは「追放する」という意味です。
フィーバーフューに含まれている、パセノライドという含有成分は炎症を抑える作用や偏頭痛の原因の1つであるセロトニンの放出を抑制します。そして最近では、このパセノライドという成分が、体中の不調を緩和すると同時に、育毛にも効果がある可能性が出ていることからも注目を集めています。
まとめ
フィーバーフューは、偏頭痛の改善と予防に効果があるハーブです。日本ではナツシロギクといい、フィーバーフューは世界の広い範囲で観賞用や薬用に栽培されています。
フィーバーフューに含まれるパルテノライドという成分が偏頭痛に有効とされています。偏頭痛の原因となる血小板凝集とセロトニン放出をパルテノライドが阻害し、血液の流れをよくすることで偏頭痛の症状が軽減、予防されると考えられています。
フィーバーフューの有効成分
フィーバーフューは抗炎症作用もあり、関節炎治療やのどの炎症にも利用されますが、これは炎症と関連しているプロスタグランジンの生成をパルテノライドが阻害するためとみられています。
最後に
偏頭痛の患者に対する二重盲検試験を採用した臨床実験では、フィーバーフュー投与群は服用6ヵ月目からは偏頭痛から解放されたといいます。別のフィーバーフューを4ヵ月間投与する実験では、重度の偏頭痛発生回数が減り、頭痛に伴っておきる吐き気や嘔吐の回数、患者本人の自覚症状も改善されました。この実験結果からもわかるように、フィーバーフューは痛みや症状の緩和だけでなく、偏頭痛の予防効果も期待できます。
ただ、フィーバーフューは長期間の継続服用が必要です。また、発熱などによる冷やすと改善する頭痛には、フィーバーフューは効果がありません。
なお、フィーバーフューは子宮を刺激する作用があるので妊娠および授乳期間中は避けましょう。またまれに神経過敏や胃痛などをおこす場合があります。