プラセンタエキスは、医薬品としては慢性肝炎、更年期障害に使用されています。
プラセンタエキスが良く効くのは、美白、疲労回復、二日酔い、肩凝り、生理不順、冷え症、更年期障害、高脂血症、歯肉炎、胃潰瘍、リウマチ、腰痛、円形脱毛症などに効き目があるとされています。
プラセンタエキスの効能
プラセンタエキスとは、胎盤から抽出したエキスのことで、中国では紀元前から秘薬として、秦の始皇帝も珍重したといわれています。天然アミノ酸やミネラルを豊富に含んでおり、医薬品としては慢性肝炎、更年期障害に主に使用されています。
赤ちゃんの体内のベッドと呼ばれる胎盤には、生命活動に必要なたくさんの栄養が蓄えられています。その胎盤から有効成分を抽出した、栄養が豊富なエキスで、特に美肌効果が高いとされています。
肌の機能を取り戻す効果に優れ、活性酸素による肌の老化を防ぐ効果があります。プラセンタは肌本来の自然治癒力に働きかけ、肌ストレスに負けない肌へ導きます。
例えば、肌の老化現象を抑えるためには、肌の自然治癒力を高めていくことが重要なのですが、このプラセンタエキスは肌本来の自然治癒力を高め、しみ、そばかすを修復し、血行を促進して代謝を良くし、肌の老廃物を除去する効果があります。
その他、メラノサイトに働きかけ、紫外線で生成されたメラニンを除去し、美白に導いたり、肌の隅々まで栄養と酸素を与え、アトピーなどのアレルギーの改善にも繋がるなどの美肌効果が期待できるのです。
また、プラセンタエキスは、真皮の繊維芽細胞を活性化させるため、コラーゲンやヒアルロン酸などが活発に生産されるようになり、しわやたるみのないみずみずしい肌に変えるのです。
ホルモンバランスの調整作用もあり、肝機能を正常化させる作用もあるので、更年期障害の改善や二日酔いの改善にも役立つと言われています。
このように、プラセンタエキスは特に美容に関して優れた効能を持っていますが、未だその機能の全てを把握できていない、未知の可能性をまだまだ秘めているエキスなのです。
また、経口摂取の他に、プラセンタ注射という治療法があり、血行を改善させ、腰痛やひざの痛みに効くとされ、注目を集めています。
プラセンタは紀元前の時代から利用されてきた
プラセンタとは、胚盤を意味する英語です。人間以外の哺乳動物は出産後、胚盤を本能で食べてしまいます。
それは、出産という大変、エネルギーのかかる仕事を行ったので、体力回復、栄養補給のためと胚盤に含まれているホルモン分泌促進成分を摂取することで、子どもに乳の出を良くして子どもを育てるという本能からきています。
このような動物の営みを身近に見た人間は、紀元前の時代から胚盤を医薬品として利用することをしてきています。クレオパトラに若さと美を与え、中国では秦の始皇帝が不老長寿の薬として珍重したと言われています。
プラセンタの豊富な成分とは
人間のプラセンタは利用されていません。主に豚が使われ、最近は馬のプラセンタを使用して健康食品・化粧品などが製品化されています。
プラセンタには、10種類を超えるアミノ酸、遺伝子を作る核酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類などの列挙しきれないほどの栄養成分が豊富に含まれています。
健康以外にも美容に効果大
これらの成分によって、プラセンタは、健康に良いだけでなく、美容にも優れた効果を発揮するとして人気があります。
若さを保ち、美肌効果や荒れて傷んだ肌の修復が細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子(グロスファクター)で実現します。
プラセンタの効果が広い理由
現在までに多くの研究が行われ、その結果分かった効能・効果は実に広い範囲にわたっています。プラセンタは、多様な成分のそれぞれが相互に作用して細胞レベルから身体の機能を改善していきます。
体に備わっている自然治癒力を高めてくれるのがプラセンタで、そのためあらゆる効果の現れる範囲が広くなります。