大豆タンパク質は、腸内でのコレステロールを抑制し、排出する働きがあります。
大豆タンパク質が良く効くのは、脂肪燃焼を促進、体脂肪の蓄積の調節、心臓病やガンのリスクを軽減、骨密度低下の予防などに効き目があるとされています。
大豆タンパク質の効能
大豆たんぱく質とは、納豆、豆腐、味噌、醤油等に含まれる良質のタンパク質で、「畑の肉」とも呼ばれています。これらの大豆食品から油を絞ったあとの脱脂大豆を分解し、繊維質などを加えたものを指します。たんぱく質は多数のアミノ酸がつながっており、大豆たんぱく質には10,000個ものアミノ酸がつながっているものもあるそうです。
たんぱく質は、糖質、脂質と並んで三大栄養素のひとつであり、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命の維持に欠かせない、生きていく上で非常に重要な栄養素です。
9種類の必須アミノ酸を豊富に含み、しかも「アミノ酸スコア100」と、必須アミノ酸が理想に近い形でバランスよく含まれています。また、消化吸収性がよい上に、カロリーは肉の約半分と言うヘルシーな成分なのです。
更に豆のたんぱく質には、中性脂肪やコレステロールを下げる効果があると考えられており、特に腸内でのコレステロールを抑制し、排出する働きがあると考えられています。このようなことからアメリカでは、大豆たんぱく質を1日に25g摂取するとコレステロールを下げる効果があることが認められています。
そのほか、大豆の脂肪はリノール酸で占められ、このリノール酸の働きを高めるビタミンEも豊富に含まれています。更にビタミンB群も多く、カルシウムやリン、鉄分などのミネラルや食物繊維なども含まれ、皮膚炎の改善、貧血、骨粗しょう症の予防など様々な健康の維持に役立っています。
この大豆タンパク質を効率的に摂取できる食品として、「大豆ミート」があります。大豆ミートの効能やレシピ、栄養成分と食品成分表については次の記事をご覧ください。
大豆タンパク質の人気・売れ筋・おすすめ7選
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※2017年4月時点のAmazonランキングを参考にしています。
大豆タンパク質 まとめ
三大栄養素のひとつであるタンパク質は、筋肉や皮膚、髪、皮膚、内臓などを形成するほか、ホルモンや酵素の材料ともなり生きていくには必須の栄養成分です。タンパク質には動物性と植物性蛋白質があり、大豆たんぱく質は植物性タンパク質の一つです。
タンパク質を食事で摂取すると、体内で消化されて20種類のアミノ酸に分解されます。それが、再び、合成されて筋肉や髪など必要とされるタンパク質に再合成されます。この再合成には、20種類のアミノ酸全てが必要になります。20種類のアミノ酸の内、9種類は体内で合成されないので、必ず食事から摂取しなければなりません。そのため、必須アミノ酸と呼ばれます。
動物性タンパク質には、この必須アミノ酸が全て含まれていますが、植物性タンパク質には含まれていません。つまり、動物性タンパク質を摂取しないと必須アミノ酸が体内で不足して、必要なタンパク質が作られないことになります。
一方で、動物性タンパク質だけで、タンパク質を摂取しようとすると脂質を一緒に摂り過ぎてしまうと言う弊害が起こります。健康には、どちらか一方だけを摂取しないでバランスよく摂取することが大切です。必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを表わす指標にアミノ酸スコアがあります。大豆タンパク質は、植物性タンパク質の中ではアミノ酸スコアが86と最も高く、バランスが良いタンパク質です。
大豆タンパク質は、コレステロール値を下げ、中性脂肪を減らす効果があり、心臓病のリスクを軽減します。また、大豆イソフラボンが豊富に含まれて、更年期障害や骨粗しょう症、乳がんなどのがんの予防効果が期待できます。