ビタミンPは、毛細血管を強化し、ビタミンCの作用を促進して、その効果を高めます。
ビタミンPが良く効くのは、毛細血管の強化、血圧降下作用、ビタミンCの補助作用などに効き目があるとされています。
ビタミンPの効能
ビタミンPは水溶性で、フラボノイド化合物のヘスペリジン、ルチン、ケルセチン、リグナン等の総称です。
毛細血管が弱いと、歯茎から出血したり、打ち身で青あざができやすくなります。そこでビタミンPを摂取することで、結合組織のコラーゲンをつくるビタミンCの働きを助け、毛細血管を丈夫にします。また、ビタミンPには血圧降下作用もあるため、高血圧の予防や脳出血などの病気の予防に効果があるとされています。
なお、ビタミンPは、みかんやレモンの薄皮などに多く含まれているため、薄皮ごと食べると効果的に摂取できます。更に、ビタミンCの吸収促進を補助しますので、一緒に摂取すると非常に効果的です。
但し、ビタミンPはビタミンCと同様に胃酸の分泌を促進することから、胃腸が弱い方は空腹時を避け、食後に取るようにしましょう。
ビタミンPはビタミン様物質
ビタミンPは、単独の物質名ではなく「ヘスペリジン」、「ルチン」、「ケルセチン」、「リグナン」等を総称する名称です。ビタミンPは、ビタミンの名称がついていますが、厳密にはビタミンではなく、ビタミンと同様な働きをする「ビタミン様物質」です。
ヘスペリジンは、かんきつ類の袋や白い筋に多く含まれ、袋は実の約50倍、筋には約300倍も含まれていると言われています。みかんの袋も筋も捨てる人が多いですが、栄養的には全て食べる方が良いことになります。
ヘスペリジンは、血管を丈夫にし、血圧の上昇・中性脂肪を抑制します。また、ビタミンCの働きも強める働きがあります。
ケルセチンは、抗酸化作用が強く、抗がん作用、抗炎症作用、動脈硬化予防や糖尿病などをはじめとした生活習慣病の予防に効果的です。
まとめ
ビタミンPには、強い抗酸化力もあり、活性酸素の攻撃から血管や細胞を守ります。
毛細血管を強化し、ビタミンCの作用を促進して、その効果を高めます。強い抗酸化力もあり、活性酸素の攻撃から血管や細胞を守ります。不足すると内出血の青あざが消えない、歯茎から出血しやすい、ガンやウイルス性の感染症にかかりやすくなるなどの症状が現われます。
ソバやアンズ、サクランボなどに含まれます。みかんの皮にも多く含まれています。ビタミンCと一緒に配合されたサプリメントを利用すると効率的な摂取になります。
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