タピオカパールには、炭水化物が多く含まれています。
その栄養効果として、エネルギー補給、消化促進効果などが期待できます。

タピオカパールの効能

タピオカは、南米原産の低木で東南アジアの熱帯地域でも広く栽培されているキャッサバの根の部分から採取されるでんぷんで、南米・アジア地域ではポピュラーな食品です。1次製品は粉末で、煮ると透明な糊状になり、消化・吸収がよいため牛乳やクリームを加えて朝食や病人食として利用されます。加工品には麺や餅、パンなどがあります。

タピオカパールはこのタピオカに水分を含ませて粒状にし、外側のみをかためたもので、日本でも近年、アジア系デザート用の食材として人気があり、黒、白、カラフルなタイプなどさまざまな色がつけられた製品も出回っています。

日本でタピオカというと、近年になって人気が出たこの粒状のタピオカパールをイメージしますが、実は子どものころ工作の時間に使っていたチューブ入りやフタ付き容器に入ったあの白い糊には、タピオカでんぷんが使われています。子どもが口に入れても安全であることと、常温でも安定性があることがその理由です。

タピオカパールは湿気を含まないよう密閉し、直射日光を避けて冷暗所で保存しましょう。でんぷん製品はもともと保存性が高いのですが、開封したら早めに使いきるのがベターです。

タピオカパールの人気＆簡単レシピ

タピオカパールのきな粉黒蜜

たくさん作り過ぎてしまったタピオカをアレンジ。気軽に家にあるもので食べられる材料でデザートを作りました。大粒のタピオカがもちもち美味！

マンゴーサゴ

アガヴェシロップは、コーヒー用ガムシロップ2個で代用できます。コンデンスミルクで作る場合は甘味が強くなるので　無糖のココナツミルクで割ると良いです。タピオカは大粒の方が食感を楽しめます。

桜風味のフルーツココナッツミルク

ココナッツミルクが固まっている場合は、よく混ぜ合わせてから漉し、なめらかにしてから使うといいですよ。見た目のオシャレさはパーティーやおもてなしにもぴったり。

タピオカコーヒー

カフェインゼロの麦茶なので、夜に食べても眠れなくなる心配なし！もちろん、コーヒーでもOKです。ホイップクリームや麦茶の甘さは好みで調整してください。

フィリピンの豆腐とタピオカのデザート

世界の家庭料理講習会のレシピをアレンジしました。フィリピン料理ですが、豆腐のみつ豆のような感覚です。熱いうちにお召し上がりください♪

タピオカパールの栄養成分表

出典：日本食品標準成分表2015年版（七訂）に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版（七訂）について：文部科学省のページを参照してください。

タピオカパール（乾）の食品成分部分をクリックすると開閉します。

タピオカパール（乾）の成分表　可食部100g当たり

［ 成分表 ］	単位：　/100g
エネルギー	355kcal
水分	11.9g
たんぱく質	0g
アミノ酸組成によるたんぱく質	–
脂質	0.2g
トリアシルグリセロール当量	–
飽和脂肪酸	–
一価不飽和脂肪酸	–
多価不飽和脂肪酸	–
コレステロール	(0)mg
炭水化物	87.8g
利用可能炭水化物（単糖当量）	(96.1)g
水溶性食物繊維	0.2g
不溶性食物繊維	0.2g
＜ 食物繊維総量 ＞	0.5g
灰分	0.1g
ナトリウム	5mg
カリウム	12mg
カルシウム	24mg
マグネシウム	3mg
リン	8mg
鉄	0.5mg
亜鉛	0.1mg
銅	0.01mg
マンガン	0.13mg
ヨウ素	–
セレン	–
クロム	–
モリブデン	–
ビタミンA(レチノール)	(0)μg
ビタミンA(α-カロテン)	(0)μg
ビタミンA(β-カロテン)	(0)μg
ビタミンA(β-クリプトキサンチン)	(0)μg
ビタミンA(β-カロテン当量)	(0)μg
ビタミンA(レチノール活性当量)	(0)μg
ビタミンB1	(0)mg
ビタミンB2	(0)mg
ナイアシン(ビタミンB3)	(0)mg
ビタミンB6	(0)mg
ビタミンB12	(0)μg
葉酸(ビタミンB9)	(0)μg
パントテン酸(ビタミンB5)	(0)mg
ビオチン(ビタミンB7)	–
ビタミンC	(0)mg
ビタミンD	(0)μg
ビタミンE(α-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(β-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(γ-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(δ-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンK	(0)μg
食塩相当量	0g
アルコール	–
硝酸イオン	–
テオブロミン	–
カフェイン	–
タンニン	–
ポリフェノール	–
酢酸	–
調理油	–
有機酸	–
重量変化率	–
廃棄率	0%

　() は推定値、　Tr は微量、　- は未測定

タピオカパール（乾）の炭水化物成分表（１）　可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール

炭水化物、糖アルコール	単位：　/100g
水分	11.9g
単糖当量	(96.1)g
でん粉	(87.4)g
ぶどう糖	(0)g
果糖	(0)g
ガラクトース	(0)g
しょ糖	(0)g
麦芽糖	(0)g
乳糖	(0)g
トレハロース	(0)g
＜計＞（利用可能炭水化物）	(87.4)g
ソルビトール（糖アルコール）	–
マンニトール（糖アルコール）	–

　() は推定値、　Tr は微量、　- は未測定
＜備考＞
炭水化物と食物繊維総量の差が全てでん粉であると仮定して推計　 　

タピオカパール（ゆで）の食品成分

タピオカパール（ゆで）の成分表　可食部100g当たり

［ 成分表 ］	単位：　/100g
エネルギー	62kcal
水分	84.6g
たんぱく質	0g
アミノ酸組成によるたんぱく質	–
脂質	Tr
トリアシルグリセロール当量	–
飽和脂肪酸	–
一価不飽和脂肪酸	–
多価不飽和脂肪酸	–
コレステロール	(0)mg
炭水化物	15.4g
利用可能炭水化物（単糖当量）	(16.6)g
水溶性食物繊維	0g
不溶性食物繊維	0.2g
＜ 食物繊維総量 ＞	0.2g
灰分	Tr
ナトリウム	Tr
カリウム	1mg
カルシウム	4mg
マグネシウム	0mg
リン	1mg
鉄	0.1mg
亜鉛	0mg
銅	0mg
マンガン	0.01mg
ヨウ素	–
セレン	–
クロム	–
モリブデン	–
ビタミンA(レチノール)	(0)μg
ビタミンA(α-カロテン)	(0)μg
ビタミンA(β-カロテン)	(0)μg
ビタミンA(β-クリプトキサンチン)	(0)μg
ビタミンA(β-カロテン当量)	(0)μg
ビタミンA(レチノール活性当量)	(0)μg
ビタミンB1	(0)mg
ビタミンB2	(0)mg
ナイアシン(ビタミンB3)	(0)mg
ビタミンB6	(0)mg
ビタミンB12	(0)μg
葉酸(ビタミンB9)	(0)μg
パントテン酸(ビタミンB5)	(0)mg
ビオチン(ビタミンB7)	–
ビタミンC	(0)mg
ビタミンD	(0)μg
ビタミンE(α-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(β-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(γ-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンE(δ-トコフェロール)	(0)mg
ビタミンK	(0)μg
食塩相当量	0g
アルコール	–
硝酸イオン	–
テオブロミン	–
カフェイン	–
タンニン	–
ポリフェノール	–
酢酸	–
調理油	–
有機酸	–
重量変化率	410%
廃棄率	0%

　() は推定値、　Tr は微量、　- は未測定

タピオカパール（ゆで）の炭水化物成分表（１）　可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール

炭水化物、糖アルコール	単位：　/100g
水分	84.6g
単糖当量	(16.6)g
でん粉	(15.1)g
ぶどう糖	(0)g
果糖	(0)g
ガラクトース	(0)g
しょ糖	(0)g
麦芽糖	(0)g
乳糖	(0)g
トレハロース	(0)g
＜計＞（利用可能炭水化物）	(15.1)g
ソルビトール（糖アルコール）	–
マンニトール（糖アルコール）	–

　() は推定値、　Tr は微量、　- は未測定
＜備考＞
炭水化物と食物繊維総量の差が全てでん粉であると仮定して推計