子どもは小学生になると活動量が増え、成長期を迎えるため、栄養がたっぷり必要になります。まだ朝・昼・晩の3食だけで必要な栄養を摂るのは難しいので、おやつは栄養補給源として欠かせません。
学童期の子どもに特に必要な栄養素とは?
学童期は幼児期と同様、カルシウムやビタミンを補給して栄養バランスをとることも大切ですが、この時期特に気をつけたいのは、エネルギー源になる糖質と水分をしっかり補給することです。
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糖質をしっかり摂って習い事や勉強にも集中!
おやつは子どもにとっての楽しみであると同時に、夕食までのエネルギー補給という役割も担っています。特に放課後に習い事や塾に通う子どもの場合、夕方にエネルギー切れを起こすとせっかくの習い事や勉強にも身が入りません。
そこで、おやつでしっかり摂りたいのが、筋肉や脳のエネルギー源になる糖質です。糖質は、穀類・いも類・果物・かぼちゃなどに多く含まれています。
夕食に響かない消化のよいものを
また、おやつには消化のよいものを選ぶ必要があります。消化が早ければ素早くエネルギーに変わり、夕食にも影響しません。
糖質が豊富で消化もよいおやつとしては、季節の果物・さつまいも・じゃがいも・かぼちゃ、あるいはこれらを使ったお菓子などが理想的です。
水分不足に要注意!
子どもは夢中になって遊んでいるうちに、いつの間にか水分不足になっていることがあります。特に暑い季節には脱水症状を起こさないよう、おやつには必ず飲み物を添え、水分をしっかり補給しましょう。
おやつのときの飲み物としては、牛乳・フルーツジュース・緑茶・ほうじ茶などがおすすめです。牛乳はカルシウムが豊富で、フルーツジュースはビタミンやミネラルの補給になります。また、緑茶やほうじ茶などは口内をきれいにするので、虫歯予防にも効果的です。