朝の目覚めの一杯、仕事の合間の一杯と、コーヒーを一日に何回も飲む人は多いと思いますが、コーヒーの飲みすぎには注意が必要です。実は、むくみの原因の一つとしてコーヒーが関係しているといわれているのです。
カフェインがカリウムを破壊!?
むくみを作るという作用には、コーヒーに含まれるカフェインが関与しています。
カフェインには利尿作用があり、これによって尿量が増え脱水状態になると、体は体内の水分を細胞内にため込み、むくみを起こします。
むくみ解消に効果的な食品といえば、水分の排出を促す働きのあるカリウムですが、コーヒーはそんなカリウムの働きをも抑制してしまうのです。
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一日のカフェインの許容量は?
また、カフェインの摂取量にも注意する必要があります。カップ1杯(150ml)のコーヒーに含まれるカフェイン量は60mg前後で、一日に摂取できるカフェインの許容量は40mgといわれています。
この許容量を大幅に超えると、冷や汗・動悸・体のしびれ・吐き気・過呼吸・恐怖感・中毒症などを引き起こすこともありますので、コーヒーは一度にたくさん飲まず、時間を置いて飲みましょう。
一般的に、体重60kgの成人が3時間以内に1000mgのカフェインを摂取するとほぼ確実に中毒症状を起こすといわれています。それほどカフェインはリスクを理解して付き合うべき成分なのです。
コーヒーがやめられない人のための秘策
それでもコーヒーがやめられないという人は、コーヒーを飲みすぎたり喉が渇いたりしたときに水を飲むようにしましょう。水分をこまめに摂るのは、むくみケアの王道ともいえる手段です。
コーヒーは一日2杯までとし、そのぶん水を飲むなどのカフェイン対策をとりつつ、むくみ改善に取り組んでみましょう。