味噌は日本各地によってさまざまな種類があり、よく出回っているものでは、宮城の仙台味噌、京都の西京味噌、愛知の八丁味噌などがあります。また、味噌汁は海外でMISO SOUPと呼ばれ、日本の代表的な料理として知られています。
白味噌と赤味噌、何が違う?
味噌の仕立ては、赤味噌・白味噌・合わせ味噌と色で分けられ、原料別には豆・米・麦・調合とに分けられます。
白味噌と赤味噌の違いは、白味噌は大豆を煮て作るのに対し、赤味噌は蒸して作るという点にあります。高圧で蒸すことによって大豆が赤褐色になり、栄養分も逃げません。
味噌の健康ポイント
味噌を日常的に食することにより、こんな健康効果が期待できます。
老化防止
味噌に含まれるビタミンEやダイゼイン、サポニンなどには、体内の酸化を防止する作用があります。
胃病防止
味噌汁を毎日、あるいは時々飲んでいる人は、まったく飲まない人に比べて胃病が少ないという研究結果が出ています。長期にわたって飲み続けることにより、胃や十二指腸が守られ、潰瘍を予防することができます。
消化促進
味噌の中には活性度の高い消化酵素が含まれているため、他の食品の消化吸収を助ける働きをします。
乳製品ともよく合う!
ちょっと意外ですが、味噌は乳製品との相性も抜群です。和風の味噌味に飽きたときには、白味噌とクリームチーズを使った味噌チーズ鍋などにアレンジして楽しむのもおすすめです。
実は意外と塩分控えめ
ここで、「味噌は好きだけど塩分が気になるから控えている」という方に朗報。実は、味噌の塩分は味噌汁1杯で約1.4gと意外と少ないのです。
普段の料理に上手に取り入れて、味噌の世界をもっと楽しんでみてはいかがでしょうか?