黄身酢には、アミノ酸やレシチンが含まれています。
黄身酢の効能
黄身酢は、水溶きした葛粉にだし汁を加え、卵黄を混ぜて湯煎し、裏ごしして適量の酢を加えたものです。エビ・イカ・貝類といった魚介やきゅうりなどの野菜、わかめなどの海藻類によく合い、和え物やかけ酢に用いられます。
黄身酢は栄養価の高い合わせ酢で、卵そのもののタンパク質が8種類の必須アミノ酸すべてを含む理想的な組成をしているだけでなく、卵黄には脳や神経にもっとも必要なレシチンが豊富に含まれています。
レシチンは界面活性を持ち、体のあらゆる細胞の重要な構成成分として存在しており、コレステロール値を下げて動脈硬化を予防するほか、脳細胞を活性化させて記憶力を向上させたり、神経細胞を活性化させたりといった働きを持っています。
黄身酢は冷蔵庫で2週間保存が可能です。
黄身酢の人気&簡単レシピ
黄身酢
最初に酒を煮切って砂糖を溶かしておく方がいいのかもしれませんが、冷めるまで待ちたくなくていつもこの手順に…。お酒の香りが苦手な方は煮切るか水を代用してください。
ブロッコリーとカニカマの黄身酢かけ
調味料を一煮立ちさせることで、酢の角がなくなります。手間ですが、黄身に火を通すのは湯煎で。今回、ブロッコリーは多めの量を茹でています。
蟹蒲鉾の奉書巻と蛇腹胡瓜の黄身酢がけ
蟹の身は高価なので、家庭でも手軽に再現できるかにかまで代用した懐石料理。技術が必要な献立ですが、非常に美しい小鉢です。
鶏ささ身のくずたたき梅肉黄身酢ソース
よく作る梅肉ソースを、もう少し濃厚なソースにアレンジ。アスパラやおかひじき、豚しゃぶにもぴったりです。ソースのハチミツ、醤油は梅干しの味で加減してください。
椿の黄身酢トマト
椿なのでバラほど薄くする必要はありませんが、コツは出来るだけトマトの厚みを揃えてスライスすること。包丁を研いでから作れば、失敗を防げます。
黄身酢(業務用)こだわり食材マーケット
料理屋、和食レストラン、居酒屋などでも利用されている人気商品です。